Out of This World

休学して旅に出る大学生の備忘録

ストックホルムに行く前に知っておくべき4つのこと

北欧最大の都市・北のヴェネツィアスウェーデンの首都

ストックホルム

いつか行ってみたいと憧れる方も多いであろうこの都市

今回はこのストックホルムで観光する前に知っておきたい豆知識を4つ紹介します

 

 

もちろん知らないからといって窮地に陥ることもありませんが、遠い遠い北欧
せっかく行くなら120%楽しみたくありませんか?

 

 

1,有料トイレに注意!


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ヨーロッパにはトイレが有料という国が珍しくありません。

特にストックホルムに関して言えば、図書館、観光地、ファストフード店など、利用頻度の高い多くの場所でトイレは有料です

 

仕組みとしては、お金を先に入れると扉が開き、使用中のランプが点灯するというものです

大体の有料トイレは5kr(60円程度)

高いところで10krですが、いくら数十円とはいえ家族での旅行や、トイレの近い人にしてみれば節約するにこしたことはありません

 

そこでトイレ貧乏にならないための秘訣を伝授します!

 

☆トイレのあるところでは必ず寄っておく

 

当たり前ですが大事です。有料トイレが多いと言っても、レストラン、博物館、空港(メトロはない駅が多い)、コーヒーハウスなど、無料トイレも少なからずあります

これらの施設でトイレを見つけた際はとりあえず行っておきましょう

 

☆地元民がしている有料トイレを無料で使う裏技

 

有料トイレが多いと地元の人も大変だね。と思うかもしれませんが、実はスウェーデン人はほとんどお金を払いません。

どういうことかと言うと、先程も説明した通り料金の仕組みは

 

空のトイレ→お金を入れる→鍵が開き中へ入る

です

 

つまり、鍵が最初から空いていればいいんです

勘のいい人は気づいたでしょうか?

そう!出てくる人と入れ替わればいいんです!

そんな貧乏臭いことと思わないでください。みんなやっています。

これのせいで2つのトイレのうち片方が空いている(無点灯)のに、交代用の列が出来るなんてこともしばしば

(そして無点灯なのに人がいることも、、、)

 

たかが5kr されど5kr

物価の高い国だからみんなが裕福という訳もなく、地元民はそれぞれしっかりと節約して生活してるようですね

 

ちなみにこの入場システムのためトイレというものはほとんど個室です

それがさらに転じて、博物館などでは無料ながらトイレに男女の区別がない場所もあります。日本の女性用トイレが2つ並んでいる感じですね。混雑回避にはいいかもしれませんが、トイレの鏡の前で男女が交互に並んで手を洗っている姿はやはり異様でした。

 

2つ目の方法はあくまで先に入っている方がいる場合の裏技です

全て無点灯の時には大人しく1人目の犠牲者を待つか、5kr払って時間を有効に使いましょう!

 

 

2,公共交通機関はフルに使え!


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ストックホルムの公共交通機関は世界トップクラスです。特に観光に関していえば、メトロ、バス、トラム、蒸気船それぞれ多くの会社がストックホルム中を網羅する便を運行しています。

時間的にも、情緒的にもこれらを利用しない手はないでしょう。

また各駅や、停留所ではinformationのロゴをまとった案内人が数多く待機しています。地図や地名だけ分かれば発音さえ出来なくても、優しい英語で教えてくれます。時には荷物を持ったり同行してくれる方もいました。

 

観光名所ガムラスタンまではメトロで、少し歩いて回ったあとはユールゴーデンまで蒸気船に乗って、博物館を見学したあとはトラム(路面電車)で街に戻ってお買い物なんてルートもいいですね

 

注意点としては、どの交通機関も24時間から1週間まで様々な移動に対応したフリーパスを提供しています。(メトロの24時間フリーパスは1500円程度)

そのためメトロに3回乗っただけでフリーパスより高くなってしまったなんてことも。

またフリーパスは急な予定変更にも強いです。リサーチ不足で行きたい博物館が休館日だった時、観光中に行きたい場所が増えた時、フリーパスであれば我慢したり余計なお金を払う心配がありません。

 

ストックホルムを観光する際は旅行中の計画、ひとまず一日の計画だけはしっかりと立てて、自分に合ったチケットの組み合わせを選びましょう。

 

3,エスカレーターは関西式


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これは正直どうでもいいことですが、エスカレータは関西式で右が静止、左が追い抜きです。

ただストックホルムは観光客も多いのでパッと見ではどっちに並んでいいかわからないこともあると思います。そういう時はもし左側に多く人がいたとしても、自信を持って右側に乗ってください。

通勤時間縫うように追い抜きながらイライラしている地元の方を何人か見ました

 

 

4,現金は1クローネもいらない


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北欧は世界をリードするキャッシュレス先進国です。

もちろんスウェーデンも例外ではなく、コンビニ、チケット、スーパー、カフェほとんど全ての場所でカードが利用できます。

つまり現金を使う場面は、地元住民ならまだしも観光客には一切ないと言っても良いはずです。

またチケットカウンター、コンビニの会計などもカード利用を想定したマニュアルになっており

計算→お会計表示→次のお客さん

というように代金を渡してお釣りを貰うという動作が省かれています。

この間にカードをスキャンし暗証番号を打ち込み最後にレシートを貰えば買い物完了

 

また、観光客目線でもこれは嬉しいことで、基本的に両替手数料はカードの手数料よりも高く設定されています。そして余ることも足りなくなることも無い。

最終日にお金を使い切ったものの、突然トイレに行きたくなった!5krない!なんてことになったら悲惨ですよね

大丈夫です。トイレもカード払いできるんです。専用の装置が壁に設置されているので

心配ありません

 

日本人だと現金を持たないというのはどうにも不安だとは思いますが、街中のアコーディオン奏者に投げ銭したり、スウェーデンクローナを記念に持ち帰る予定のない方は、カードだけ握りしめてストックホルム観光に飛び出してみてください

 

 

さて4つの情報頭に入りましたか?

あとは飛行機を予約して楽しむだけです!

素敵な旅を!



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(今回紹介した内容はストックホルム市内の情報です。同じスウェーデンでも第2の都市ヨーテボリや北欧他諸国ではおおいにルールが違う可能性があるので気を付けてください。)