Out of This World

休学して旅に出る大学生の備忘録

ミュンヘン 〜のんびり一日観光〜

 

本当はベルリンやドレスデンハンブルグニュルンベルクとドイツで行きたいところはいくつかあったんですが、時間とお金の問題で1つになってしまいました。

 

北部はベルギーやオランダやデンマークと一緒にいつか回ろう!

 

 

ということでやってきたのはドイツ南部ミュンヘン

 

ドイツ(Germany)🇩🇪

人口:82,670,000人

面積:357,121k㎡

首都:ベルリン

言語:ドイツ語

通貨:ユーロ

物価:★★★★

 

ドイツ第三の都市です

有名な白鳥の城、シンデレラ城のモデルにもなったノイシュバンシュタイン城に日帰りアクセスできる観光都市としても人気が高い街です

 

 

 

いつも通りの早朝到着

夜行バスはなかなか寝れないので体力がないと連日は厳しいです

 

到着したバスターミナルはスラム化していました

セキュリティやバス会社の人は帰るのにターミナルだけは開いているので、ホームレスとドラッグらしき人達、飲み潰れた若者で溢れています

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外から眺めるミュンヘン中央駅の朝焼けは美しい

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観光と言ってもミュンヘン自体にはそれほど建築が多い訳ではないのでのんびりと一日で見て回ることができます

 

 

相変わらず寒いので建物が開く時間までミュンヘン中央駅へ


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サンドイッチ屋さんがたくさんあったのでカプレーゼサンドを買いました

モッツァレラチーズがこれでもかと挟まっていで値段相応の満足感(450円)

 

 

ウィーンで少し感じ始めていましたがやはり物価の高さを感じます

とはいっても日本とほとんど同じなんだからだいぶ感覚がズレてきていますね

 

 

 

まずはマリエン広場にそびえ立つ新市庁舎
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ネオゴシックの迫力ある建築です


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小学生の頃、図工の版画で何を思ったかケルン大聖堂を題材に選んだ僕は、このゴシックというややこしい建築に死ぬほど苦労しました

 

 

そんな頃からゴシック建築大好きなので、この重厚な構えと彫刻は圧巻

 



ヴィクトリアーリエンマルクト

マリエン広場から繋がる大きな市場で有名ですが、全て閉まっていました

 

日曜日でもないのにと不思議に思い街の人に聞いてみると、11月1日は諸聖人の日(万聖日)という祝日にあたり、どこもおやすみとの事

 

残念

 


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砂細工のパフォーマンス


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透明人間

ユニークなパフォーマンスが多かったです

 

 

街に響き渡る鐘の音♪


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鳴らしていたのはフラウエン教会

内部にも入れます

右側の塔が工事中でした

 

 


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少し離れてアザム教会

アザム兄弟が私財を投じて作りたいものを作ったという教会

内装が恐ろしく豪華なんですが今日は撮影NG(通常時は撮影可能なはずです)

 

 

高級ブランドショップの立ち並ぶマクシミリアン通りを抜けてオデオン広場


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オデオン広場に面して建つのはテアティーナ教会

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バロック様式の美しい建築の中は真っ白の内装と彫刻達が並びます

 

 

広場を挟んで向かいにはレジデンツと呼ばれる宮殿があるんですが工事中で幕が張られていました

 

 

教会は宗教行事で、街中は祝日で、工事も沢山。オフシーズンと無計画を含めてもついてないとしかいいようがない

 

 

ということでイングリッシュガーデンにやってきました
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ここなら閉まる心配も工事の心配もありません

イメージは東京新宿御苑

ただこちらの方が遥かに広く、端から端まで6kmなので全部見て回るのは骨が折れます


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この水平線のような層の雲初めてみます

なんて言うんだろう


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中には池や川と水場が多く、夏はサーファーまで集まってサーフィンができるスポットもあるそうです

 

 

午後は暇になったので読書をしたり散歩したり
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気がつくとこんな所まで近寄っていたかもさん


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お昼から青空が広がり、みんなベンチで日向ぼっこしていました


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一斉に並んで引いていく雲

 

 

 

夜はスラム街を散歩したんですが、ホームレスの多さと治安の悪さにびっくりでした

 

日本のホームレスを東京で初めて見た時も衝撃でしたが、こちらはまた少し感覚が異なります

 

いたずらに皆さんのミュンヘンの印象を下げたくないので詳しくは書きませんが、とても複雑な心境になりました

 

 

ドイツはこの数年中東情勢から移民の数が激増し、ナショナリズムが高まっている風潮があります

 

僕は個人的に中東難民を受け入れ続けたドイツ政府に好感を抱いていました

 

しかし、それは外から見た部分だけで自分の国のことではなかったんだと

 

その裏側にあるシステムのぐらつき

ユーロ経済の不安定さ、人種差別、格差、歴史背景

そんなものの負の塊みたいなものを感じさせられました

 

 

 

まぁドイツに限らずスラム街は決して楽しい場所ではないので、あと絡まれるとかなり厄介なので近づかないようにしましょう!

 

 

 


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今日の夕食

公園で地元のお姉さんがカバンから青リンゴを取り出しがぶりとやっていたのを思い出し羨ましくなってやってみました

 

 

 

 

 

果物アレルギーなの忘れていました

 

 

あぁ、またトイレに1ユーロ

 

 

ドイツ南部は他ものんびりとした都市が多いようです

バスや電車で郊外のお城に足を伸ばしたり、ビアガーデンで街並みを楽しみながら食事をしたり、歩き回るのが苦手な人にドイツ南部観光おすすめします

 

 

そして、ドイツ人はとても優しい印象でした

首都じゃないというのもあるんでしょうが、街ゆく人に話しかけられたり、接客がよかったりみんなにこにこしていてまた来たいなと思える街です

 

次は夜行バスでヴェネチアから!ダンケ!