エジプト前半〜聖カタリーナからカイロへ〜
ヨーロッパでは数カ国除いてほとんどユーロを使ってきたわけですが、トルコ→ヨルダン→イスラエル→エジプトと回って、段々と財布の整理が厄介になってきました
それぞれ紙幣や硬貨いろんな形、いろんな桁で見分けがつかないんですが、特に困るのがヨルダンコイン
アラビア数字のため果たしてこれがいくらなのか未だにわかっていません
謎が多いのはエジプトも一緒で、紙幣に統一感が皆無です
1ポンドの半分から紙幣があるんですが、同額の硬貨も存在していてお釣りの確認が面倒です
せめて書体くらい統一しようよ
エジプト(Egypt)🇪🇬
人口:91,510,000人
面積:1,010,408k㎡
首都:カイロ
言語:アラビア語
通貨:エジプトポンド(EGP)=6.3円
物価:★★
寝袋から這い出してバスターミナルへ向かうと、昨日のカナダ人おじいちゃん
名前はGui(ギー)たぶんフランス系
聖カタリーナへ向かうらしく、予定もないのでついて行くことに
カイロ行きのバスで目的地をサンキャトリンと告げると近場の交差点で降ろされます
テロが数年前に起きたそうで警備が厳重
国立公園でもあるため市内に入るには入場料がかかります(数百円程度)
警備員いわく市街地まではタクシーかバスを使わなきゃ行けない決まりになっている
歩いては行けない
ここでギーが本領発揮
ここは自由な国だろ!戦争もない!道はある!なんで歩けないんだ!
タクシーならこの足がそうだ!どこでも歩いて行ける!
ギーの勝ち
二人で歩いて市街地へ
歩いて歩いて4時間
15km
荷物23kg
景色は岩だけ
ぼくはあるいた まっすぐ まっすぐ
あれ?デジャヴ?
途中道路沿いの村から子供たちが出てきたのでコンタクトを披露
ワンダラーもチョコレートもあげられないけど、一緒に遊んで楽しんでもらえたかな
ギーとは、4時間色んなことを喋ってもはやバディ
65歳とは思えないパワフルな体と心から溢れ出る至言に、とても刺激されました
内臓年齢、身体年齢ともに37才だそうです
カナダに戻っては働き、お金が貯まっては旅に出る
「常に目の前には億の選択肢がある
どこに向かうのか、いつ向かうのか、どうやって向かうのか
重ねた選択が君の旅で、君の人生だ」
65才なのでまわりの友達はだんだん体にガタがきているそう
ギーはいい車や家は持ってないけど、体がフェラーリなんだって
僕はジープがいいな。とぼそっというと、ギーは笑ってました
この辺りから僕はギーのことをグランパと呼んでます
街に入る前に日が落ちそうなので聖カトリーナ修道院に寄っていきます
二人旅だと写真が撮れるのが嬉しいです
いつもはせいぜいセルフィーなので...
20人ほどが暮らす修道院
イスラム教の国に修道院なんて違和感ばりばりですが、それはここがシナイ山だから
登って日の出を見るのも魅力的ですが、あまりに寒く、装備がないので諦めます
無謀な登山は危険です
2年前に新潟の友達と富士山のご来光を見に登山したんですが、山頂の氷点下を甘く見た軽装だったため、死ぬほど凍えました
ホテルを回って、1番安かったベドウィンキャンプにギーと相部屋で宿泊(630円)
田舎のコテージで雰囲気も最高です
久しぶりのベッド
久しぶりの暖かい食事
シャワーもWiFiもあって快適でした
何回か停電したけど
ギーは翌日紅海側へ向かうので今日でお別れ
僕は朝6時のバスでカイロへ向かいます
カイロまでは6時間の旅
チェックポイントが多く荷物をチェックされ外で待ちます
港からここまででパスポートの確認が8回
カイロに到着し、サファリホステルへ
こことベニス細川ホステルは有名な日本人宿で、同じ建物内にあります
サファリは6階なので外出するのが億劫になります
一息ついてハーリ・ハリーリ
カイロで1番大きなスーク(バザール)
絨毯やお土産、貴金属なんかが並んでます
そのまま街歩き
汚い
人が多くてゴミと動物で町中びっしりです
猫が何匹いるかわかりますか?
僕が数えた限りではこの写真の中に6匹います
帰り道に床屋を発見して散髪
糸を使って産毛を抜いたり、初めて髭を整えてもらったり、面白い体験でした
値段はなんと315円!
もう日本に帰っても1000円カットなんて高くていけないです笑
エジプシャンな感じで、と注文してみました
勢いよく切られて猿みたいになりました
これはあれですね
お母さんに切ってもらってこれだったらキレるくらいの出来ですね
カイロは1週間あるのでピラミッドや博物館は後半に続きます
通りで現地の人に貰ったチョコレートクッキー