エジプト後半戦いろいろ
エジプト後半戦です
お腹が痛いです
韓国人のイニョンが作る激辛フードを毎回美味しく頂いているせいか
エジプトの水道水を普通に飲んでいるせいか
どっちかだと思います
さて、旅をしてると合う国合わない国っていうのがどうしてもあります
人の印象だったり、街の雰囲気、食べ物
エジプトやインドは旅人の間で2極端に別れる国の代表で、ハマる人ハマんない人で印象は正反対かもしれません
さて、どっちになるだろう
宿からギザへはメトロを使って15分
カイロのメトロは距離に応じて値段の変わる東京方式
日本円に直すとギザまで30円ってとこですね
ギザについてからが大変でした!
ビジネスの顔になったエジプト人の面倒くささと来たら!
アジアのバザールなんかで客引きがあの手この手で物を売るイメージはみなさん持っていると思います
それが醍醐味だと僕も思っていたんですが、これが各国少しずつ違う
エジプト人の客引きは平気な顔で嘘をつきます
まずギザのピラミッドエリアに入る入口を誰も教えてくれない
2ヶ月前にシステムが変わって歩いては入れなくなった
政府価格だからどこでも馬とラクダはこの値段だよ
ピラミッドは端から端まで25kmあるから歩けない
歩くには入場料と別にエキストラチケットが必要だ
全部嘘です
しかも、入口付近には観光客を装ったサクラまでいます
一緒にシェアでやすく観光しようと申し出てきて馬鹿だかい金額をふっかけてきたり
ピラミッドのパノラマで写真を撮るのが400ポンドっていってきたりとにかく疲れる!
結局普通に歩いて入れたし、三大ピラミッドを眺められるスポットも歩いて10分かかりません
エントランスを除いてオフィシャルのスタッフは皆無でした
1番カチンとくるワードは
「200ポンドなんてnothingだろ!」
ホステルのエジプト人曰く、観光地で勝手に商売している人達は観光客をマネーバッグとしか見ていないらしいです
日本人なんか特にです
ここでいうWhere are you from?は、君はいくらお金を持っているの?という質問を丁寧に言っているようなものです
まぁこの人達がいくら振り切っても離れない上、絶え間なく湧いて出てくるので本当に疲れる
マイフレンドって呼びかけられるだけで今はアレルギーが出そうです
とはいえ、不満はそのやり方なだけでピラミッド自体は圧巻です
砂漠にそびえるこの巨大な遺産
魅力はなんと言ってもでかさです
感想としては月並みですが
どうやってこんなもの作ったんだ
と素直に思いました
帰りのバス停探しも予想通りです
バスはここからはないんだ。タクシーで50ポンドで連れてくよ
そこに現れた別のエジプト人
「どうした日本人、バス停か?あそこにあるぞ3ポンドだ
おいお前なんで嘘つくんだ」
いい人もいます
というか通常のエジプト人は優しいです
疲れた疲れた一日でした
別日、台湾のビリーと一緒に夜景を見に行くことにしました
どうせなら高いところから見たいよね!あのホテルのてっぺんなら見晴らしよさそうだよ
目指したホテルはナイル川のほとり、高級ホテル街でも一際大きなグランドナイルホテル
入れるかな?
宿泊客を装っていけば行けるんじゃない?
ドキドキの荷物検査
そんな心配は心の中に閉まって、いかにも街をぶらついて部屋に戻ってきたアジア人カップルを演じます
金属探知ゲートでも
「ねぇ、これ毎回やるの?」
とか言ってみたり
入れました
残念ながら時間が早すぎて最上階のバーは入れなかったけど、テラスに出てナイル川を眺めました
まるで高級ホテルに泊まっている気分
他にも、シタデルのアフメッドアリモスクで社会見学の子供たちに囲まれたり
これはそのうち最初に話しかけれくれた2人
25円のレバーサンドや
25円のピザを食べたり
もちろんエジプト考古学博物館にも行きました
ミイラの保存状態の良さにはビックリ
4000年前の人間の顔が見えるなんて、不思議としか言い様がないです
ワニや猿といった動物のミイラも面白かったです
泊まっていた宿が快適でずっと同じ場所だったんですが、最終日になぜか日本人がばらばらに4人やってきて日本人宿に変貌しました
そしてまさかの3人は僕と同じ時間帯、早朝フライト
ということでエジプト人や別の宿の夫婦を誘ってみんなで臓物レストランへ
ボリュームがさすがエジプトでした
その後泊まってもいないのに深夜2時まで宿で休ませてもらい、みんなでシェアして空港へ
アジア側から来た22.22.25の同世代の仲間たち
これまで東まわりルートの旅人に出会ったことがないのは、やっぱり深夜特急の影響が大きいのかなと思ったり
たくさん話を聞かせてもらったけど、インド周りで友達が監禁されたとか100万とられたとか怖い話ばっかりでした
がんばろ
3人ともありがとう
ヨーロッパアメリカ楽しんでね
まとめ
エジプトはどこの観光地も学生料金が半額なので、物価含め基本的には旅行者に優しい国です
あとは心を強く持って、根気強く客引きを無視しましょう
コツは決して笑わないこと
笑顔でいると次から次へとよってきます
エジプト文明もさすがの貫禄でした
再訪する時はみんな大絶賛のルクソールまで足を伸ばそうと思います
この後は一旦トルコへ戻ります
考古学博物館のトイレで渡されたトイレットペーパー
水がない洋式トイレなんですが、こんなちょびっと紙渡すくらいならいらないから水を付けてくれ!
と、すっかりトイレにも慣れてきました