初めてのグルメ旅【世界一のジョージア料理紹介】
みなさん
おすすめの日本料理ってなんですか?
もしくは
一番好きなたべものはなんですか?
これまで23年間の人生で何回答えてきたことか
未だに即答できないのは僕だけでしょうか
日本料理と言うと、外国人人気はやはり寿司に天ぷらでしょう
B級グルメならラーメン
関西人ならたこ焼き?
北海道ならやはり魚介類を推したいところです
しかし!!
有名だからみんな大好きって訳では無いんです
世界中の人が知っている超有名日本料理 寿司-SUSHI-
そこでみんなに、お寿司美味しかった?って聞いてみると
「名前は知ってるんだけどね。生魚はさすがに食べれないなー」
「サーモンは焼いたヤツの方が美味しかったな」
「ツナは好きだけど貝と魚卵はさすがに、、、」
基本的にこっちが多数派です
たこも食べないし、豚肉がダメなムスリムはラーメンも食べられません
加えて年々増えてきているヴィーガン(完全菜食主義者)もよく会います
本当に美味しいって食べてもらえる日本食ってなんでしょうか?
そんなことを考えながら、旅人の間で世界一と名高いジョージア料理紹介していきますよ!
結論から言うと、ジョージア料理世界一認定でいいと思います
(日本は故郷のため除外)
なぜそう思ったかは3点!
理由1 安い
まずなんといってもその安さ!!
ジョージアでは家で食事を作るよりも外食の方が安いと言われています
つまりいつでも気軽にお店の料理が楽しめる
最高の一皿というよりは、毎日の美味しい食事
と言った感じですが、旅人にはこっちの方が大事だったりします
理由2 お酒が美味しい
これ大事なポイントです!
お酒単体が美味しい国は沢山あります
美味しい食事も沢山あります
しかし!
ジョージアはどちらも美味しい上にお酒と食事がよく会う!
実はこの国、世界最古の歴史を持つワイン発祥の地
あのクレオパトラが涙を流したワインと言われています
赤・白・スイート・ドライ・オールド
幅広いワインはどの料理を選んでも失敗することがありません
スーパーの量り売りビールも1L100円程度でお得&美味しいですよ
理由3 うま味がある
これが日本人の口に合う理由でもあると思うんですが、どの料理も旨みがあります
肉の出汁だったりスパイスの複雑な相乗効果であったり
そのため基本的な味は薄味です
素材の味を生かした各料理は一見すると似ているようで、それぞれに別の魅力があります
唯一マイナスポイントを上げるとすれば
メイン料理が総じてオイリー(油っこい)
なことでしょうか
寒かったり畜産の関係だったりでしょうかね
なんでかは分かりませんが、喉が渇くのでお酒がすすみます
さぁでは実際にどんな料理があるのか!!
ヒンカリ
間違いなく1番有名なジョージア料理
街のあちこちにヒンカリの専門店があるほどです
食感は水餃子の様でもありますが、もちもちとした皮、溢れ出す肉汁は横浜中華街の小籠包が近いです
中身を入れ替えて、ミート・マッシュルーム・チーズなどバリエーションがあります
個人的にはマッシュルームの溢れ出すスープがイチオシですが、ミートはハーブの香ばしさが肉汁と相まって想像以上にさわやか
チーズはその柔らかい食感と塩味が最強のビールのおつまみになります
30円~50円/個(最低個数を設定しているお店もあり)
ハチャプリ
こちらもとにかく有名で、町中のパン屋さんでこの不思議な形のパンを買うことができます
ハチャプリというのはチーズとパンのことを言うらしく、この形の場合アジャルリと呼ばれます
具材や形を変えてありとあらゆるハチャプリがあります
多いです
おなかいっぱいになるので注文する際はお腹と相談して決めましょう
僕は生卵アレルギーがあるのでかなり恐る恐る食べました
結果大丈夫ではあったんですが、怖いので基本チーズとマッシュルームのハチャプリを食べてました
350~400円(アジャルリの場合)
ピザ
ついでに紹介しておきたいのがこのジョージアピザ
生地が揚げパンのような食感でサクサク食べられます
トッピングもパプリカやトマト、マヨネーズとヘルシーで軽食にうってつけ
街中にたくさんあるパン屋さんで買えます
85円
ハルチョー
(右がハルチョー)
僕の中ではNo.1の料理がこのハルチョー!
牛肉とお米で出汁をとったまろやかスープです
牛の油とお米の甘みで口当たりは優しく、トマトの酸味とスパイス達が織り成す深みで飽きさせません
お米が入っているにも関わらず、付け合せのパンがものすごい勢いでなくなる料理です
食べ応えのある牛の塊
脂身はとけるような柔らかさです
レストランで牛肉のスープがこの値段という幸せ
200円
オーストリ
(左がオーストリ)
ビーフシチューのような牛肉料理のオーストリ
トマトと牛肉メインで味付けはハルチョーと似ていますが、あっちはスープでこっちはメインです
牛肉も赤身までとろとろに煮込まれていて、とにかく濃厚
そしてパクチー!
日本にいた頃あまり好きではなかったパクチー
こんなに美味かったとは!
細かく切ってあるので臭みは少なく、スパイスと共にいいアクセントになってます
ハルチョーとオーストリの組み合わせは食パン1斤食べれます
300円
シャウルマ
いわゆる伝統料理ではありませんが、至る所にありますシャウルマショップ
ケバブやハンバーガーのような立ち位置のトップファストフード
トルティーヤのような薄い生地にパンパンに詰まった肉と具材たちがたまりません
(写真はポーク)
3種類のソースに加えて、辛くしたり具材を調整してみたり
サイズが様々ありますが、基本でかいので確認して注文しましょう
180~350円(サイズによる)
シュクメルリ
あれ、上手く撮れない
光の当たり方かな
半分食べて気づきました
あ、レンズが曇ってるのか!
こちらもまぁボリューム満点で明らかに一人用ではないですね
骨付き鶏肉をニンニクと油で煮込んであります
味は想像通りで、とにかく手の止まらない病み付き料理です
鶏肉にはしっかりと味が染み込んでいてジューシーです
もちろん口臭とカロリーは保証しません
家系ラーメンのような風格ですね
650円
チャホビリ
玉ねぎとチキンの赤ワイン煮込み
肉は鶏肉以外にも牛肉バージョンもありました
チキンverはミネストローネのような構成で、もっと具沢山です
ワインで煮込んであるためか、鶏肉がほどけるような柔らかさで自然と笑顔になってしまう料理です
250円
ペタリー
今までのトマトスープからは打って変わって素朴な牛骨(テイル)スープ
オシャレな器で冷めづらく、底には豆と梅干しが入っていました
付いてきた謎のスパイスを入れると紫色に変色しますが、油っこさが消えて飲みやすくなります
玉ねぎも生で投入しますが、嫌な辛さは全くありません
300円
バドリジャーニ
(左がパドリジャーニ、右は漬物)
スーパーのお惣菜でごめんなさい
安いとはいえさすがに毎日レストランに行くのはお財布が許さないのでスーパーで買ってきました
薄く焼いたナスの上に胡桃、にんにく、香草のペーストをのせたビールのおつまみ料理
くるみの香りが食欲をそそり、ナスもペーストもトロっとしていて絶品
100円
オジャクリ
(下)
お惣菜シリーズ第2弾
こちらはお店でぜひとも食べたかった1品
豚肉とポテトのジャーマンポテトですね
これまたパクチーがいい仕事をしていました
味がさっぱりしているのはワインビネガーで仕上げてあるからだそうです
100円
マッツォーニ
ジョージア人の長生きの秘訣!
日本ではカスピ海ヨーグルトとして売られています
ジョージアではヨーグルトがとても有名なのでスーパーにもたくさんの種類のヨーグルトが並んでいます
スメタナ
(写真なしですがパッケージには英語でサワークリームと書いてます)
少しややこしいですがこちらがいわゆる伸びるヨーグルトです
サワークリームと言われても日本人にはあまりピンと来ませんね
マッツォーニと比べて酸味が少ないので食べやすいはずです
粘り気があって砂糖やジャムとよく絡むので、おやつ感覚で食べれます
最初このスメタナを探して毎日マッツォーニを買っていたんですが、最終日に初めて別物だと知りました
もっと早く知っていれば毎朝食べたのに、、、
いかがだったでしょうか!!
まだまだ探索しがいのあるジョージア料理
マッシュルームやポテト、もちろんワインと相性抜群スルグニチーズ
酸味のあるオリジナルソースが決め手 雛鳥の丸焼きタバカ
胡桃とスパイスで仕上げた、とろとろ冷製チキンスープサツィヴィ
美味しい料理とお酒が溢れるジョージア!
実物は想像以上なこと間違いないので、ぜひ現地で試して見てください
また戻ってくると心に決めて
その時はこの辺り挑戦してみたいです
ジョージアは、ワインと食事と景色と安さ、便利さ人の良さ美人の多さと全ての要素が僕を沈没させようとする最高の国でした
ここで残りの時間を過ごして旅を終わりにしようか本気で悩んだ挙句、再訪に託してジョージアを後にします
"この場所を知らず 夢の地を目指し 夢の地について この場所を知らず"
Kino's Journey
まだまだ旅を続けようと思います
それではまた!
苦くて美味しいお惣菜レバー