ミャンマーからタイへ国境越え【ミャワデイ→メーソート】
ミャンマーを終えて、何人かの若者読者が思っているであろうこと
「え?首都はいってないの?」
はい、行ってません
なんだかんだ首都に全く寄りもしなかったのは今回が初ですね
ミャンマーの首都はネーピドー
おそらく30才を越えている方にはしっくりこないであろうこの首都
なぜならこの首都が建設されたのは2006年
遷都の理由は明らかにされていませんが、当時は軍事政権だったので
・占星術説
・教育された都市民の反乱を恐れた説
・軍事的に内陸が防衛に適していた説
と色々推察されています
そしてこの首都の不気味なところ
20車線の(滑走路のような)広い道路
国会議事堂しかない街
超秘密裏に建設された元片田舎
空っぽの街としてディープな旅行者には少し有名
軍事政権の異様さを表した首都です
2015年に民主化され、国境を開いたミャンマーですが、未だに議員の25%は軍人で構成されており、改憲は75%以上の同意によってのみ可能(つまり将軍達の賛同が必須)というちょっと特殊な国です
そもそも首都には高級ホテルしかないので今回は寄ることが出来ませんでした
ということでミャンマーを終え隣国タイへ向かいます
今回越えるのはミャンマー側ミャワデイ→タイ側メーソートの南国境です
北にも通行可能な国境がありますが、観光地と都市の配置的には多くの方がこちらの国境を通ることになるかと思います
ヤンゴンからミャワディまではヤンゴン国際空港横、長距離バスターミナルから複数のバスが出ているので、チケットは当日でも大丈夫でしょう
(念の為予約する場合、各ホステルor旅行代理店で手数料3000~5000kat=220~360円程度で当日朝まで可能です)
ヤンゴンの長距離バスターミナルは市内からかなり離れているので、スーレーパゴダ前からYBSバスの36番に乗ってください(200kat)
下部赤ピンがスーレーパゴダ、上がターミナル
見ての通り10km以上あります
ターミナル内には食堂やカフェがありますがwifiはありません!
ミャンマー名物ホルモン串
奥に見えているように、この串の素材は「まだ食べられるパーツ色々」です
見た目は微妙ですが、意外とどこか分からない部分が美味しかったりします
ミャワディまで12000~13000katで4社程バスが出ており、今回は1番安い会社から20時発の便を選びました
12時前には1度食事休憩を挟み、10時間でミャワディへ到着
街から国境までは1km少しを歩きます
国境到着
イミグレの開く時間は不明ですが、7時の時点で通行可能でした
タイ側からは長蛇の列
ミャンマー側は並ぶことなくスムーズに出国手続きを終え、橋を渡ります
国境のモエイ川
ミャンマーとタイでは道路の進行方向が逆になるので、橋の中央で車線変更があります
残念ながら交差する瞬間は見れませんでした
14番窓口が外国人用イミグレとなっており、いざタイ入国!
タイといえばノマドワーカーや旅人の聖地として有名で、ビザラン(隣の国へ1度出国してすぐ戻り再びビザ免除を受けて滞在すること)が容易であることでも有名ですが、最近はそんなオーバーステイやビザランにも厳しくなっているようです
※空路の30日と異なり、陸路の場合ビザ免除は15日間となるので注意してください
ホテルの住所をメモし忘れるも、入国審査官が「適当にチェンマイゲストハウスとでも書いておけ」と言うのでお言葉に甘え適当に入国
国境からメーソートのバスターミナルへは3km強の一本道
もちろん歩きましたが、チェンマイ行きのバスはすでに満席とのことで、街のミニバンターミナルまで移動
魚や果物、衣類まで並ぶ大きな屋内マーケットの横にミニバン乗り場があります
ここからTAKのバスターミナルまで100バーツ→チェンマイまで215バーツでした
以上ミャンマーからタイ国境越え終了!