山に隠された霧の谷【サパ】
ベトナムにやって来ました
このあたりは旧宗主国ということもありフランス人だらけです
言語を習得する上で一番いい方法は間違いなく「ネイティブと喋ること」
英会話のためのフィリピン留学もある程なので、フランス語をマスターしたい方はベトナム留学の方が割安でいいかもしれませんね
ベトナム社会主義共和国🇻🇳
人口:92,700,000人
面積:331,200k㎡
首都:ハノイ
言語:ベトナム語
通貨:ドン(don)=0.0047円
物価:★★
ベトナム最初の街はサパ
インドシナ半島最大のFansipan山に長いこと隠され、フランス人に発見された北の秘境
少数民族、「花モン族」「黒モン族」「ザン族」などが暮らす小さな谷
時間管理が苦手な僕は、いつも通りAM3:00という謎の時間に街の一角に降ろされます
道に座ってうとうと時間を潰すこと3時間
ホステルに向かいチェックインの時間までロビーで休ませてもらいます
ホステル前にはカフェとバーがあって雰囲気はまさにリゾート!
無料の紅茶となぜかスイカがあったので、朝食替わりにして街歩き
ここサパの主な観光スポットは、近隣にある各集落とトレッキング
そのためサパの街自体は小さく、お土産屋さんやトレッキング用品店が並びます
地元の女性の特に年齢の高い人ほどは民族衣装を着ていることが多いです
フランス人が避暑地として開拓したため街並みはおしゃれ
カラフルな建物とたくさんのカフェが通りを占めています
中央広場には屋台や、民族衣装を来たお土産売りの女性達がたくさん
フランス人の多さには驚きますが、もはや中国人の多さには驚きません
中国国境とも近いため気軽な旅行先として人気なのでしょう
街の中心にある湖の周りをのんびり散歩
湖の中心には小さな島があり、ボートで上陸することも出来るようです
再び中央広場に戻ってきました
カトリック教会
教会の前で手縫いのバッグやお財布を売るモン族の人々を見ていると、フランス文化とベトナム文化の融合を感じます
日も登ってきたところで、トレッキング開始
街から東西南北に滝や集落、棚田といった観光地が広がっています
ちなみに最初に書いた通り、ここはインドシナ半島で最大のファンシーパン山のすぐ麓
5km以上に及ぶロープウェイを使って気軽に富士山並みの景色が拝めますよ(40ドル程度)
どうですか?
3000m級の山から眺めるこの絶景!
ハノイでダラダラする前に田舎に来て良かったです
トレッキングに美しい街並み、棚田に湖、絶景に満足して首都ハノイへと移動します
いやー満足満足
満足...
するかーーーーーー!!!!!!!!
なんも見えないじゃん!!
皆さんの画面が曇っているわけではありませんよ!
朝から晩までどこに行っても見えるのは霧雨!
このベトナムという国、冬期は霧に覆われる日が非常に多いんです!
ブログを書こうと写真を漁っても、風景写真の90%が霧の写真だったので苦肉の策で解説だけ入れてみました笑(実は山も低い丘しか登ってません)
ほんとに一寸先も見えない濃霧で、地図がないと街の中心部さえ歩けないほど
そもそも僕は名前だけ聞いて何も知らずにやってきたので、最初は霧が有名な街なのかとポジティブな勘違いをしていました
とはいえこれで終わる訳にも行かないので、風景は見えなくとも屋内で楽しみます!
あ、皆さんここからが本番ですよ!笑
相変わらず霧に覆われていますが、時々風に流され視界が晴れることもあります
街の東にあるサパマーケットへやって来ました
日曜日には近隣の村からも人が集まり店を建て大賑わいになるそうです
今日は平日なので普段の様子を眺めます
マーケット内のお母さん食堂らしき所で昼食
ビーフヌードル
そして気づきました
あれ、もしかしてパクチー好きになってる?
そう、日本では食べれないことはないけれど、出来ることなら料理に加えて欲しくなかった臭い臭いあの緑のやつ
追加注文してヌードルに加える今の自分に驚きを隠せません
本場だからって別に味は変わらないんですけどね
ただ単に体がパクチーとの長く悲惨な戦争を経て平和条約を締結したのです
こちらがマーケット中央通り
お土産と衣料品が中心です
サパのお土産には花モン族の伝統工芸、カラフルな刺繍カバンが人気
僕が探しに来たのはその衣料品店にあるであろう道具
針と糸
どちらもタダ同然で貰い受け、宿に戻ってお気に入りのスボンを直します
んー、我ながら見事な下手さ
家庭科の授業漫画読まずにちゃんと聞いてれば良かった
帰ったら誰かにちゃんと直して貰おう!
夜はドミトリーで仲良くなった、日本育ちの中国人ゆうきさん、ドイツ育ちのベトナム人トミーとドゥクトとディナー
ややこしい
見た目は中国系の4人組なのに、4カ国語が交差する不思議な団体客
せっかく4人も集まったのでバーベキュー!
タイの焼肉のリベンジも兼ねて!
トミーとドゥクトはもちろんベトナム語が話せるので注文もスムーズ
お会計を誤魔化されることもないので現地の人がいる食事は気が楽です
豚・鶏・牛と通常のバーベキューの他に、こんなのもあります
雛鳥がほんとに雛鳥。
焼き鳥のくしに刺さっていないとこんなに雛鳥なんですね
どう見てもこっちを見てます
頭からかぶりついて骨まで綺麗に頂きました
霧は夜になっても晴れません
カメラは正直見えすぎなくらいで、僕の1.0の目では光の行列にしか見えません
こういうのを見ると思うんですが、乱視の人はライトアップが2倍楽しめてお得ですね笑
現地の子供たち
このパフォーメンスには絶対勝てない
ゆうきさんも笑顔で投げ銭
宿に戻って生まれて初めてのテーブルフットボール
僕はおしやべりが好きなのでコモンルームが賑やかな宿は好きです
翌日も曇りということでバスを予約しお昼に移動
あれ?
あれ?
まさかのバス待ち時間に霧が突然晴れました
どうやら僕が霧男だったみたいですね
山からの絶景を惜しみながらハノイへと向かいます
次に観光に来る際は霧の少ない夏にリベンジします!
バスの窓から1枚