【淡水・九份】2大観光地半日旅行
台湾最後の記事となりました
今回向かうのは台湾の2大観光地
淡水・九份
どちらも台北市内からのアクセスがよく観光客にも大人気の街です
淡水は台北中央駅から地下鉄で40分
市内各地からMRTを使ってアクセス可能です
台湾地下鉄の切符はプラスチック製コイン
バスや列車で使えるSuicaのようなカード「Easy card(悠遊卡)」が主流ですが、歩くことが多いので今回は使用しませんでした
土曜日の地下鉄「淡水駅」は大混雑
夕日を眺めて市内へ戻りたい方は到着時に帰り分のチケットを買っておくことをオススメします
歩くこともままならない屋台通り
イカとアイスクリームが有名なようですね
観光客に人気なのはこちらの大通り
駅からはスターバックスが目印になります
揚げ物に臭豆腐、お土産ととにかく台湾中の名産が集まった歩行者天国
海岸線はもう少し静かです
西に淡水河を臨む淡水地区は台湾随一の落日を見るため観光客で賑わっています
マーケットはお昼から開店するお店が多いので、朝はのんびりとカフェや観光地を回り夕日に向けて淡水へ向かうのが王道コースです
残念ながらこの日は天気がイマイチで対岸の八里島はぼんやり
川沿いからボートに乗って八里へ向かうクルージングもあります
世界中で人気なのはトルコアイス
陽気なトルコのお兄さんがいつまでたってもアイスをくれないというあの演技
これもまた1つのパフォーマンスでしょう
ちなみに本場トルコではこのアイスおじさん見ませんでした
淡水区はパフォーマーの聖地
ここ数年流行りの銅像になりきるパフォーマンスは「スタチュー」と呼ばれます
銅像だけではなく、スーツをなびかせて止まるビジネスマンや、新聞紙を開いて空中に座るおじさんまでスタイルは様々
動くパフォーマーからすると、大変さは理解しながらも「楽だな」と思ってしまいます笑
砂浜ではアートのパフォーマー
音楽に合わせて筆を振るいこの日1番の人気を見せていました
逆さまに将軍の絵を描いていたようです
音楽とアートのバスキングは専門外で違いがよくわかりません
きっと一般の方からするとジャグリングも同じように見えるのでしょう
ボールを投げるのか、クラブ(ボウリングのピンのようなもの)を投げるのかリングを投げるのかで難易度も練習も実は全然違うんですよ
そして、こういった観光地でバスキングをする場合ジャグラーは基本的に簡単な技しか披露しません
失敗がないように、そしてわかりやすいように基本の動きで魅せるので実はピエロやマジシャンはもっともっとすごいことができたり...
台湾は少し前まで日本人のバスカーで溢れており、1日に4万円ほど稼ぐ実力者も少なくないということで旅の資金集めにバックパッカー最初の地に選ばれることも多かったようです
今はストリートパフォーマンスにライセンスが必要となり、その条件に台湾での一定期間の居住が必要となったため実質不可能となりました
正直稼ぎたい気分もありましたが、禁止されているところでビクビクしながら演技をするのはあまり心地が良くないので観光客に徹することにしました
観光ビザで収入を得るというのは一応違法ですので、バスキングが奨励されていたり許可のある場所以外でするのはお勧めしません
旅人と言えども土地のルールを守るのは最低限のマナーです
と、長々書いたのは近年こういったバスキングをしてお金を稼ぎながら旅をすることがべッグパッカー(beg=物乞い)として冷たい目で見られてきているからです
楽しませたい気持ちはどのパフォーマーも共通なんですけどね
さて、散歩に戻りましょう
日の入りが近くなり海岸線に集まる観光客を他所目に駅へと戻ります
淡水までの道には温泉で有名な北投駅や士林夜市などの観光地が集まっているので一緒に回るのもありでしょう
僕がやってきたのは石牌駅
おいしい餃子のお店があるということでやって来ました
そのお店はこちら阿堂鍋貼水餃
水餃子の多い台湾でおいしい焼き餃子が買える地元の名店(水餃子もあります)
場所は路地に入っていて目立つ場所ではないにもかかわらず、地元民に大人気で客足の絶えないお店です
おばちゃん達は日本語も上手
僕の落とした箸に素早く
「ほら、はし、はし!」
そしてなりよりこの焼き餃子が絶品!(1つ6元)
2日ぶりの食事ということもありものの数分で平らげました
食べるって幸せ♪
さらに歩いて士林観光夜市
ものすごい観光客の数
こっちでも有名な日本料理たこ焼き
淡水の観光を終えて最終日九份の観光へと飛びます
九份へは直通バス(115元)が一般的な移動手段となりますが、電車とバスを乗り継ぐともっと安く行くことができます
こちらは台北の鉄道駅
(むだに)広いですね
ローカル電車で九份の最寄り瑞芳駅までは49元(特急=自強だと76元)
瑞芳駅も散歩向きなローカル駅ですよ
駅前には食べ物屋台も立っています
台湾料理はどうしてこうといい匂いを撒き散らしてくるのか...
お腹空いた
駅を背中に左へ少し進むと九份行きのバス停
山道を進んで10分程で到着します
インドのコヒマを思い出す斜面の街ですが、こちらはだいぶおしゃれで建物がしっかりしています
屋台通りの入口で見つけたのはこちら
マジックショップ
もちろん入ってみました
どんなものが売っているか気になりますか?
秘密です笑
詳しくは言えませんが、宴会用の笑える1発マジックから、専門的な特殊なトランプまで色々です
さて、メインストリートを歩きます
国内、ヨーロッパ、日本人韓国人とさすがの人気っぷりです
ここ九份は非公式ではありますがジブリ作品「千と千尋の神隠し」の参考になったのではないかと紹介されることが多いです
それにのっかり無数に並ぶカオナシグッズ
確かに雰囲気はとても似ていてジブリファンとしても納得です
こんなの絶対湯屋のお客さん達ですよね
提灯がいい雰囲気を醸し出す坂
そして見つけました!
お父さん!お母さん!
しかし僕は気づきましたよ
「おばあちゃんだめ、ここにはお父さんもお母さんもいないもん」
はい、そんな感じで左右に伸びる屋台やお茶屋さんを眺めながら散歩
そろそろ日が沈みます
体が透明になってきた気がします
「口を開けて、これを早く。この世界のものを食べないとそなたは消えてしまう。」
「大丈夫、食べても豚にはならない。噛んで飲みなさい。」
ということで念願の台湾名物「魚丸湯」を頂きます
つみれの中につみれが入っていたり、椎茸が入っていたりひと皿でかなり満足な一品
「じきに夜になる!その前に早く戻れ!
…もう明かりが入った、急いで!私が時間を稼ぐ、川の向こうへ走れ!!」
ということで、湯屋で働くことになる前に退散です(天気が悪く夕日が見えなそうだったので)
晴れた日には、夕日からの屋台の夜景もさぞ綺麗でしょう
ちょっと後半テンションが上がりすぎていましたね
反省反省...
台湾の2大観光地いかがだったでしょうか?
どちらもアクセスがとにかくいいので、時間があれば平日と休日の違いを楽しんでみたり、少し近場に足を伸ばしてみたりとアレンジしてみるのも楽しいかと思います
そして、これで観光記事は全て終了!
この旅1番奇跡はこのブログが最後まで続いたということ
もう三日坊主とは呼ばせませんよ
飛行機に乗って日本へと帰ります
果たして自分はもう一度日本に馴染めるのか、なんだか不安や怖さばかりの帰国ですが、友人や家族、お世話になった方々に再会するのはとってもとっても楽しみです!
知り合いの方、知らないけどブログ読んでたよって方、ぜひぜひ声をかけてください!
ブログはもう少しだけまとめの記事なんかをあげながら区切りをつけようと思います
それではまた日本で!