Out of This World

休学して旅に出る大学生の備忘録

30ヶ国150日旅行を終えて

 

 

無事に日本に帰ってきました!

 

世界地図を眺め、「よし!とりあえず遠くへ行こう」スウェーデンに飛んで以来、無計画に世界を歩き回った結果、ユーラシア大陸の陸路横断という旅になりました


周りの旅人からは「1つも飛ばさずに回るなんて真面目だね」なんて言われたりもしましたが、実情はお金がなかったからバスやヒッチハイクをするしか無かっただけです


あっという間だった気もすれば、半年とは思えないような盛り沢山の日々だった気もします


各国の観光や、旅をどんな風にしてきたかは各記事で書いてきたので、最後に旅が自分にとってどんな意味を持ったのか、これから旅に出る、出ようと思っている人達に向けて書こうと思います

 


「概念が大きくなる」

どの国でも感じる自分の1番大きな変化が物事の尺度の広がりです


ひとつの言葉が持つ意味がどれだけ解釈によるかをいつも実感させられました
日本にいる限り一生気づけなかったことでしょう

 

例えるなら、「貧困」という言葉
日本で考えられる貧困といえば、せいぜい駅の前でダンボールにくるまって寝ること

 

インドで歩けないほどにやせ細った人を見ました
イスラエルで戦争によって家族を全て失った人にも会いました

 

辞書でひけば10文字の説明で終わる言葉達が、世界を旅することで一冊の本にもなるような大きな意味を持つ言葉となり、反対に「不可能」「絶対」という言葉はどんどんと小さくなっていきました 

 

これが日本で必要なことかどうかはわかりません
それでも世界のことを理解しようとすれば、自分の狭い世界で定義された言葉ではとても足りなかったことと思います

 

 


「自分で考える力がつく」

僕が海外について知っていたことはほんの僅かですが、それでも学校で学んだこと、人から聞いた話で少しは知った気になっていました


結局23歳になって持っていた全ての知識は誰かから聞いた他人の経験談でした

教科書の説明を丸暗記してもそんな知識に説得力は皆無だと知りました

 

もちろん旅の間にも多くの人からたくさんの話を聞いて学びました
しかしそんな話には新聞記者の解釈も教授方の判断もありません


それが自分にとって正しいことなのかどうかは自分で判断するしかありませんでした

 

その判断を下す過程で、今まで自分を形作ってきたものがみるみる剥がれていくのも感じました

なぜ?どうして?と果てしなく続く内面への問いに無我夢中で答えるうちに、自分が本当に大切にしているもの、自分を定義する大切な要素が見つかっていくのです

 

 


「感謝と共生を学ぶ」

これは少し不思議な感覚です
僕は1人で旅をしてきました
ホテルがない地域では野宿をし、現地の言葉で移動手段を見つけ、ガイドのない中で各地の歴史を学んできました


ですが、常に感じるのは自分は1人ではなかったのだということです

 

世界の多くの場所は、観光客が心地よく過ごせるためには出来ていません
そこに住む人達が住みやすいようになっています

時におかしなルールもあれば、偏見や差別があったりもします


そんな彼らの当たり前の暮らしの中に現れた異邦人の僕を、多くの人はただ善意をもって温かく迎えてくれました

 

車に乗せてもらい、食事をご馳走になり、旅に必要な情報を教えてもらい、将来の道を僕本人より真剣に考えてくれる人もいました
朝5時に到着して行くあてもない時、チェックイン前からソファで休ませてくれた宿のスタッフにも感謝です


世界中の友人、現地の方達、そして日本でこのブログを読んでくれている人、家族、応援してくれた方達への感謝は1日として忘れたことはありません

 

どんな世界に住もうとも、人間は1人では生きていけないし、1人ではつまらないんです

 

 


最後に
回ってきた全ての国で、例外なく目や耳にしたのは「宗教」「戦争の傷跡」です
これだけ多くの人間が平和と幸せを願い、失う痛みを知っているのになぜ戦争が終わらないのか
答えが出ないというのは建前で、実は答えを出したくない数人がいるだけじゃないかと感じました


世界は危険で貧しい場所ではなく、美しく優しさに満ちています

 

言語や肌の色が違っても同じ人間というありきたりな言葉の意味を知るのは、本当にそれを実感した人の特権です

 

"You may say that I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope someday you'll join us
And the world will be as one''

ジョン・レノン「Imagine」より

 

 

そんなわけで、特に何かができるようになったわけでもないけれど、少し自分の世界は広がったかなと思う帰国後でした

 

 

世界の中の日本は今

 


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これは去年起きた北海道胆振東部地震の後の写真です

掛け持っていたバイトのひとつコンビニの夜勤に出勤して驚きのあまり撮影しました

 

天災の少ないと言われた北海道でさえ大規模の地震に見舞われ、日本で安全な場所は晴れてなくなってしまったわけですが、異常気象や天災の増加は日本だけの話ではありません

 

水危機・温暖化・少子化・経済格差...

 

世界中解決すべき問題は山積みです

必要なのはお金であったり、教育、そしてブレイクスルーを待つばかりの分野もあります

 

 

そんな中で日本が今直面している問題はなんなのか?

 

世界を鏡にして見えてきた日本の課題を、海外の人が持つ日本のイメージから少しだけ拾い上げていこうと思います

 

とはいっても、たかが150日離れただけです

僕自身の知識の浅さには多少目を瞑って頂き、もし足りない部分や間違った部分があれはぜひコメントで指導していただければ幸いです

 

 

正直この記事を書くのはあまり気乗りがしなかったのですが、海外の知識層と話していてあまりに「日本の未来は暗い」と言われることが多かったので1つの意見として投稿することにしました


旅の間に感じたこと、海外の人は日本をどう見てるの?そんなことについて経験した範囲でやってみます

 

 

 

「Fukushima」=原発

東日本大震災に付随する原子力発電所の崩壊

そして放射能汚染

 

これに関しては正直海外の人の方が詳しいくらいです

オリンピックを控え、桜満開の季節を前にしても、原発の影響で日本への旅行を足踏みしている人は案外多いです

 

「それって情報が誤ってるからじゃないの?」

 

と思った方は要注意

誤った情報はむしろ日本国内だけです

ヨーロッパもアメリカも原子力のプロフェッショナル

 

ガイガーカウンターの数値や放射能被害についても敏感です

 

Netflixの人気作品に「ダークツアリズム」(邦題:世界の現実旅行)というシリーズがあります

世界の死や恐怖をテーマにした番組で、日本でも福島原発が取り上げられました

 

3年持つと言われた放射能廃棄物を入れたビニール袋は8年放置されたまま

チェルノブイリを超える数値にも政府の安全宣言

 

不安が消えないのはこのずさんな対応のせい

 

東南アジアの大地震後準備できたはずの改修が無視されたこと、地震発生後続いた政府による情報の意図的な偽装隠蔽は世界からみた日本の民主主義の信頼を著しく下げたようです

 

実は地震発生直後にアメリカから打診された原子力委員会専門家の派遣を断っていたの知ってましたか?

何を思って断ったのかは謎ですが、自国でコントロール出来るという国際アピールは結果的に日本に恐怖の島のイメージを植えることになりました

 

せめて正確な情報と適切な対応策があれば不安も減るのですが、8年経って未だに情報が国民に行き渡っていないあたり、まだまだ過去のことにするのは早いような気がします

 

 

オーストリア人女性

「福島にはまだ人が住んでるって聞いたけど、大丈夫なの?

住んでいる人を責める気はないけど、今のところ安心材料がひとつもないわ」

 

 

 

「Shinzo Abe」=政治

残念ながら日本ほどの人気はないようで、ヨーロッパ、アジア共に現政権の褒め言葉は1度も耳にしませんでした

 

内政の認知度が皆無なのは当然として、とりわけ言われたのが、トランプ大統領との関係です

 

世界を牽引する大国のリーダーですが、トランプ政治に対する世界の目は良く言って「こどもの悪ふざけ」程度です
アメリカ選挙法の欠陥により多数派ではないまま大統領になった彼の傍若無人っぷり、誤字脱字だらけの炎上Twitterとニュースには事欠かかない大統領

 

そんなわけで、批判どころか知識層から哀れみの目を向けられるトランプ大統領

彼の後ろにちょこちょことついていく小人が日本の首相のイメージです

 

僕が海外にいる間に、レイシスト発言止まらぬトランプ大統領ノーベル平和賞に推薦したことがバレたようですね


周りのバックパッカーに聞いて驚きましたが、これはさすがに恥の上塗りというか、もし推薦に足る理由があったとして、今のタイミングでは「腰巾着ですよ」と発言したようなものでした

 

少し前まで日本は中国とアメリカの緩衝地帯の役割を果たしていました
また、日本は中東問題において唯一中立に立ち回れる国であったと言われています
どうやらその可能性は灯火になり、自称世界の警察アジア派出所を目指すようですね

 

 

イラン人男性

「日本ほどの先進国がアメリカにあんなにもゴマをする理由が分からない

どの国も今は右翼的なナショナリズムが高まっているけど、日本は特にそのイメージがあるよ」

 

 

 

「Racism」=差別

耳を疑う言葉ですが「差別の激しい国ランキング」、日本は残念ながら毎年上位にランクインしています

 

1位 アメリカ 
2位 イギリス 
3位 オーストラリア 
4位 ルワンダ 
5位 日本 
6位 ドイツ 
7位 イスラエル 
8位 ロシア 
9位 パキスタン 
10位 インド 

 

同じ人種でこんなに平和なのになんでそんなイメージ?

 

実は差別は白と黒、奴隷とジェノサイドのような巨大な問題だけではないんです

98%を同一人種が占める日本の差別とは

 

「日本人か外人か」

 

  • 日本にいると常にジロジロ見られる
  • 警察に職務質問をされることが圧倒的に多い
  • 就職や賃金に差があり、外国人であることで生活が制限される
  • ヘイトスピーチに制限がない


などなど、意外と日本で差別的な気分を味わっている外国人は多いんです

 

問題は差別がないと自称する日本は危機感がないためか、国連の再三にわたる警告にも法整備がなされていないことです


あとは海外の人のイメージですが、日本は他のアジア諸国を下に見ていると言われたことがあります

 

んー、確かに否めない

 

 

ちなみに男女間の格差においても「女性が輝く社会」をうたっている日本の順位は世界110位とG7断トツの最下位

まさかの半分以下にはさすがに驚きました


そんなわけで残念ながら差別主義者達の国としても有名だったりします

 

 

ラトビア人男性

「日本はレイシストだらけだろ?俺は日本の文化が好きだから気にしないけど、日本に住むってのは気が進まないよ」

 

 


「Karoshi」=労働環境

ワーカホリックという問題だけに留まらず、日本の働き方問題全般に関して海外の目は冷ややかです

 

確かに日本式経営(終身雇用・年功序列型賃金)にも良い部分はあるんです

 

ただ、ここまでそれを悪用したブラック企業が多いとなると悪い部分ばかり目立ってしまうよう


世界では若いスペシャリスト(専門家)が養成される中、未だに日本ではとりあえず暗記していい成績をとっておけ、みんな同じ枠組みの中で競走するぞ
という雰囲気が抜けません

 

日本の会社に就職して一生をかけて仕事を学ぶうちはいいですが、いずれ国際企業になれば能力の差が顕著になるでしょう

 

「まっさらな人材を会社が育てる」・「自分の能力を会社に売る」

この違いは日本における労働者の立場の低さにも大きく影響しています

 


就職や大学入試に伴う入試戦争日中韓3カ国共通の問題
アジアといえば苛烈なコンペティション自殺するんでしょ?というのは海外の共通認識


問題はその内容ではなく、入学と卒業の事実だけが重要視されること


高校は大学に入るために、大学は就職のために


目標を遠くに立てるのは悪いことではありませんが、中身が空っぽの名前は生きる術にはならないかもしれません

 

 

カナダ人男性

「学校のネームバリューで人生の善し悪しが決まるって信じてるのかい?21世紀にそれは、ちょっと笑えるな」

 

 

 

 

「Rules」=ルール

日本がグローバル化している中でぶつかる多くの問題の根底に保守的すぎるという理由があると思います

世界に較べて日本人は「変化」が嫌いです


それにより守られている文化もあるのでこれはもうバランスをとるしかないのですが、例えばこんなルール

 

「銭湯・温泉でのタトゥー禁止」


これは最近やっと注目されるようになりましたね
そもそもこのルールはなんのためにあるかと言うと、刺青の入ったヤクザの方たちが集まって入浴すると他のお客さんが萎縮し寄り付かなくなってしまう
というものだったのですが、今では転じて刺青=悪い人になってしまいました


つまり金髪青眼の明らかに旅行客の外国人がタトゥーを入れていたとしても仕組み上なにも問題はない訳です

 

「いや、しかし、刺青はダメというルールだからだめだ」

 

こういったルールと目的の逆転が頻繁に起きてしまうのが日本という国です

 

中学高校のブラック校則、訳の分からないのがありましたよね

なんのためにあるかわからない会社のルールありませんか?

 

ルールに従うのは大事ですし、日本人の礼儀正しさや協調性はルールあってのものですが、ちょっと行き過ぎているような気もします

もっと便利にしたり新しくしたりってそんなに難しいことですかね?

 

ドイツ人男性

「日本やドイツの多すぎるルールは可能性を極端に狭めてるよ。何も進まないしチャンスも掴めない」

 

ちなみにドイツはもう長いことフランクフルト国際空港に変わる新しい空港を建設中ですが、基準のクリアに時間がかかりすぎて設備が古くなってしまい、現在液晶やコンピュータを当初のものから最新のものに導入し直しているそうです

 

 

 

以上
海外で指摘されたり質問された日本の問題はこんな所でしょうか

 


文句と言い訳の応酬で問題の解決しない国日本


僕は世代的に最後のゆとり世代なわけで、12年間を完全にゆとりで過ごした唯一の「フルゆとり世代なんて言われます

仕事では「言われたことしかやらない。問題解決能力がない」と言われる対象です

 

が!

 

ニュースで得意げにゆとり教育の失敗について語る政治家の皆さん


「あなた方にだけは言われたくない」

 

 

日本に限らず完璧な国というのは存在しません
何ができて何ができないのかを正確に把握することは、逆らえないグローバル化の波の中で確実な追い風になると思います

 

日本はもうダメだと周りに言われるのは初めてではないはずです

 

歴史と文化のバッグボーンが超一流なのは世界も認めるところです

本当の意味で、住むなら日本が1番と言えるような国にして行きたいものです

 

同世代の皆さん、ぜひ僕らの世代で変えていきましょう

【淡水・九份】2大観光地半日旅行

 

 

台湾最後の記事となりました

 

今回向かうのは台湾の2大観光地

淡水・九份

 

どちらも台北市内からのアクセスがよく観光客にも大人気の街です
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淡水台北中央駅から地下鉄で40分

市内各地からMRTを使ってアクセス可能です

 

台湾地下鉄の切符はプラスチック製コイン
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バスや列車で使えるSuicaのようなカード「Easy card(悠遊卡)」が主流ですが、歩くことが多いので今回は使用しませんでした

 

土曜日の地下鉄「淡水駅」は大混雑
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夕日を眺めて市内へ戻りたい方は到着時に帰り分のチケットを買っておくことをオススメします


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歩くこともままならない屋台通り

イカアイスクリームが有名なようですね

 

観光客に人気なのはこちらの大通り
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駅からはスターバックスが目印になります

揚げ物に臭豆腐、お土産ととにかく台湾中の名産が集まった歩行者天国

海岸線はもう少し静かです
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西に淡水河を臨む淡水地区は台湾随一の落日を見るため観光客で賑わっています

 

マーケットはお昼から開店するお店が多いので、朝はのんびりとカフェや観光地を回り夕日に向けて淡水へ向かうのが王道コースです

 

残念ながらこの日は天気がイマイチで対岸の八里島はぼんやり
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川沿いからボートに乗って八里へ向かうクルージングもあります


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世界中で人気なのはトルコアイス

陽気なトルコのお兄さんがいつまでたってもアイスをくれないというあの演技

これもまた1つのパフォーマンスでしょう

 

ちなみに本場トルコではこのアイスおじさん見ませんでした

 

淡水区はパフォーマーの聖地
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ここ数年流行りの銅像になりきるパフォーマンスは「スタチュー」と呼ばれます

銅像だけではなく、スーツをなびかせて止まるビジネスマンや、新聞紙を開いて空中に座るおじさんまでスタイルは様々

動くパフォーマーからすると、大変さは理解しながらも「楽だな」と思ってしまいます笑

 

砂浜ではアートのパフォーマー
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音楽に合わせて筆を振るいこの日1番の人気を見せていました
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逆さまに将軍の絵を描いていたようです

音楽とアートのバスキングは専門外で違いがよくわかりません

きっと一般の方からするとジャグリングも同じように見えるのでしょう

 

ボールを投げるのか、クラブ(ボウリングのピンのようなもの)を投げるのかリングを投げるのかで難易度も練習も実は全然違うんですよ

 

そして、こういった観光地でバスキングをする場合ジャグラーは基本的に簡単な技しか披露しません

失敗がないように、そしてわかりやすいように基本の動きで魅せるので実はピエロやマジシャンはもっともっとすごいことができたり...

 

台湾は少し前まで日本人のバスカーで溢れており、1日に4万円ほど稼ぐ実力者も少なくないということで旅の資金集めにバックパッカー最初の地に選ばれることも多かったようです

 

今はストリートパフォーマンスにライセンスが必要となり、その条件に台湾での一定期間の居住が必要となったため実質不可能となりました

 

正直稼ぎたい気分もありましたが、禁止されているところでビクビクしながら演技をするのはあまり心地が良くないので観光客に徹することにしました

 

観光ビザで収入を得るというのは一応違法ですので、バスキングが奨励されていたり許可のある場所以外でするのはお勧めしません

 

旅人と言えども土地のルールを守るのは最低限のマナーです

 

と、長々書いたのは近年こういったバスキングをしてお金を稼ぎながら旅をすることがべッグパッカー(beg=物乞い)として冷たい目で見られてきているからです

 

楽しませたい気持ちはどのパフォーマーも共通なんですけどね


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さて、散歩に戻りましょう
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日の入りが近くなり海岸線に集まる観光客を他所目に駅へと戻ります

 

淡水までの道には温泉で有名な北投駅士林夜市などの観光地が集まっているので一緒に回るのもありでしょう

 

僕がやってきたのは石牌駅f:id:discimus:20190303015253j:image

おいしい餃子のお店があるということでやって来ました

そのお店はこちら阿堂鍋貼水餃
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水餃子の多い台湾でおいしい焼き餃子が買える地元の名店(水餃子もあります)

 

場所は路地に入っていて目立つ場所ではないにもかかわらず、地元民に大人気で客足の絶えないお店です
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おばちゃん達は日本語も上手

僕の落とした箸に素早く

「ほら、はし、はし!」

 

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そしてなりよりこの焼き餃子が絶品!(1つ6元)

2日ぶりの食事ということもありものの数分で平らげました

 

食べるって幸せ♪

 

さらに歩いて士林観光夜市
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ものすごい観光客の数


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こっちでも有名な日本料理たこ焼き

 

 

淡水の観光を終えて最終日九份の観光へと飛びます

 

九份へは直通バス(115元)が一般的な移動手段となりますが、電車とバスを乗り継ぐともっと安く行くことができます
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こちらは台北の鉄道駅

(むだに)広いですね

 

ローカル電車で九份の最寄り瑞芳駅までは49元(特急=自強だと76元)

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瑞芳駅も散歩向きなローカル駅ですよ

 

駅前には食べ物屋台も立っています
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台湾料理はどうしてこうといい匂いを撒き散らしてくるのか...

 

お腹空いた


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駅を背中に左へ少し進むと九份行きのバス停

山道を進んで10分程で到着します

 

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インドのコヒマを思い出す斜面の街ですが、こちらはだいぶおしゃれで建物がしっかりしています

 

屋台通りの入口で見つけたのはこちら
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マジックショップ

もちろん入ってみました

どんなものが売っているか気になりますか?

 

秘密です笑

 

詳しくは言えませんが、宴会用の笑える1発マジックから、専門的な特殊なトランプまで色々です

 

さて、メインストリートを歩きます
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国内、ヨーロッパ、日本人韓国人とさすがの人気っぷりです

 

ここ九份は非公式ではありますがジブリ作品千と千尋の神隠しの参考になったのではないかと紹介されることが多いです
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それにのっかり無数に並ぶカオナシグッズ

 

確かに雰囲気はとても似ていてジブリファンとしても納得です
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こんなの絶対湯屋のお客さん達ですよね


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提灯がいい雰囲気を醸し出す坂

 

そして見つけました!
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お父さん!お母さん!

 

しかし僕は気づきましたよ

「おばあちゃんだめ、ここにはお父さんもお母さんもいないもん」

 

はい、そんな感じで左右に伸びる屋台やお茶屋さんを眺めながら散歩
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そろそろ日が沈みます

体が透明になってきた気がします

 

「口を開けて、これを早く。この世界のものを食べないとそなたは消えてしまう。」

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「大丈夫、食べても豚にはならない。噛んで飲みなさい。」

ということで念願の台湾名物「魚丸湯」を頂きます

つみれの中につみれが入っていたり、椎茸が入っていたりひと皿でかなり満足な一品

 

 

「じきに夜になる!その前に早く戻れ!
…もう明かりが入った、急いで!私が時間を稼ぐ、川の向こうへ走れ!!」

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ということで、湯屋で働くことになる前に退散です(天気が悪く夕日が見えなそうだったので)

 

晴れた日には、夕日からの屋台の夜景もさぞ綺麗でしょう

 

ちょっと後半テンションが上がりすぎていましたね

反省反省...

 

 

台湾の2大観光地いかがだったでしょうか?

どちらもアクセスがとにかくいいので、時間があれば平日と休日の違いを楽しんでみたり、少し近場に足を伸ばしてみたりとアレンジしてみるのも楽しいかと思います

 

 

そして、これで観光記事は全て終了!

この旅1番奇跡はこのブログが最後まで続いたということ 

もう三日坊主とは呼ばせませんよ

 

 

飛行機に乗って日本へと帰ります

 

果たして自分はもう一度日本に馴染めるのか、なんだか不安や怖さばかりの帰国ですが、友人や家族、お世話になった方々に再会するのはとってもとっても楽しみです!

知り合いの方、知らないけどブログ読んでたよって方、ぜひぜひ声をかけてください!

 

ブログはもう少しだけまとめの記事なんかをあげながら区切りをつけようと思います

 

それではまた日本で!

台湾のウユニ塩湖と食の街【台中・新竹】

 

 

台湾の交通事情はとても良いです

広い道に秒を刻む信号機、歩行者優先で舗装も綺麗
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バイクの二段階右折がここまで徹底しているのには驚きました

 

道がいいということで長距離バスも快適

ふかふかシートで眠りに落ち、気づいた頃には台湾の西海岸にあたる台中市(約3時間)

 

宿へ向かう途中に少し寄り道をして
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孔子廟

学問の神様である孔子を祀っている静かな廟です


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人は少なく、日陰で読書なんかしたらいい休日になりそうです

 

少し歩いて宝覚寺
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でっかいです

笑顔がとても優しそうです

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せっかくなのでツーショット

 

さらに南へ歩いて台中公園
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平日だからでしょうか、一応観光地のはずですがどこに行っても人がまばら

 

池を囲んだ公園で、手入れが行き届いていて爽やかな気分になります


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東日本大震災ではたくさんの援助をしてくれた台湾

お返しに日本のが送られ、ここに植えられています
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日本は友好の証として多くの国に桜の木を送っています

こんな風に憩いの場として活用されるのはお金よりもずっと素敵な贈り物ですね

 

日本もそろそろ桜の季節かなーなんて考えながらのんびり散歩

 

さて、宿で少し休んで、夕日に合わせて「台湾のウユニ塩湖」と呼ばれる一大観光地高美湿地にバスで向かいます(市内から309番)

 

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何も無い海岸線を彩る風車

去年市内からのローカルバスが開通してアクセスが一気に良くなりました


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が、バス停から湿地の中心部までは3kmあるので往復6kmと考えるとまだまだ車やツアーの方がアクセスは良さそうです

 

歩きます

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空が綺麗です

ジョギングをしている地元の人もいてこっちまで走り出したくなってきます


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だんだん日が沈んできました


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湿地中央へと続く桟橋


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日本人中国人韓国人の観光客が沢山

台湾に来てからはよく日本語を耳にしますが、ここまでよく聞くと同郷だからって話しかけるのもおかしな話かなと感じる不思議

 

みんな日の入りを待って桟橋に腰掛けのんびりしています


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桟橋の端までやってきました

大砲のようなカメラを持った人がたくさん

羨ましいけれどバックパッカーには重すぎるなぁ

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今日は少し風があるので鏡面にはなりませんでしたが、それでも十分に美しい夕陽


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路線バスで市内と行き来する場合、この時期は終バスが18時半なので、夕日を待つとしたらかなり急がないと厳しいかも知れません

 

 

台北への帰り道はローカル電車で途中の新竹駅にも寄りながらのんびり帰ろうと思います

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台中鉄道駅

朝露を飲むトンボのオブジェとモダンな建築

 

台湾の交通機関はとてもわかりやすい上に綺麗で整っている印象です

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表記も日本とほとんど同じなので目的地の漢字さえ見つけられれば迷うことは無いでしょう

 

やってきたのは友人にオススメされた食の街新竹

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日本統治時代に建てられた新竹駅は東京駅の姉妹駅

佇まいも似ているということで日本人なら見ておきたい場所

 

新竹は大きな街ではないので観光地は全て歩いて回ることができます

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新竹の玄関とも言われる「竹塹城迎曦門」

残っているのは東門であるこのひとつのみ

夜にはライトアップされるそうで、街のシンボル的存在

 

 

楽しみにしていたのはこちら

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新竹映像博物館

昔ながらの映写機や蓄音機、そして劇場であった頃の歴史展示に、古い映画も見れると言われ、そんなノスタルジックな場所行くしかない!とやってきたものの...

 

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5月まで改装工事中...

 

まぁ仕方ない

そういうこともある

 

 

こちらが観光スポットとしてのメイン

新竹城隍廟

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の周りの屋台

 

海神様を祀る廟なんですが、その周りにたつ数多くの食べ物屋台が有名
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お昼の時間ということで大賑わいf:id:discimus:20190303020528j:image

外まで人はビッシリ

 

美味しい匂いに誘われて少しだけ食べ歩き


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噂の臭豆腐 

想像を絶する匂いではありませんでしたが、やっぱりこう酸っぱい匂いが市場全体に広がってました

 

味はキュッとしまった揚げ豆腐

 

うん、豆腐だ

 

名前負け?いやでも臭くて味も悪かったら売られているわけがないか

 

 

本命はこちら

新竹ビーフ

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お米ヌードルはアジアでさんざん食べてきましたが、ビーフはなんだか春雨や焼きそばのようでまた違うソースの美味しさがありました

 

食べるだけではなく、本来のお参りも忘れずに
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地元の方が沢山線香をあげていてローカル感満載


ただここに祀られている神様たちやけに顔が怖いんです

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そのうちの一体

どう見ても人を美味しそうに食べている姿しか想像出来ない...

 

 

さて、以上で台中新竹観光終了

台中はおしゃれ

新竹はローカル 

そんな感じでした

 

こんな風に淡々と観光するのはヨーロッパ以来かもしれないですね

 

 

台湾では日本食が大人気

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寿司に牛丼、ラーメンにしゃぶしゃぶ

値段も日本とほとんど変わらず日本人にとっては1番住みやすい国かもしれません

台北観光と日帰りローカル旅【西門地区→宜蘭→象山】

 

 

いよいよ最後の国台湾にやって来ました

 

今回も少し長めの記事となるので電車で立ち読みの方は乗り遅れ、降り逃しのないように

 

 

旅に出る前から、最後に寄れれば台湾に行ってみたい

そう思っていたのは、台湾帰りの人からは良い話しか聞かないから

狭い国土に大都会と田舎、海と山を持ち、日本人旅行客に愛される国

 

 

...問題はお金が無いこと

 

思っていたより台湾の物価と宿が高く(日本よりやや安い程度)迂闊に1週間も時間をとったのは早計だったと気づくのは飛行機が到着してからのお話

 

 

なんだここは、未来世界

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日中韓に共通する都会のイメージ

"'It's neat.''(訳:小綺麗な、よく整理された)

 

龍山寺
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縁結びの神様が祀られている若者に人気のお寺

もちろん僕には無関係ですが宿から近かったのでなんとなく
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ちょうど春節(中国で祝われる旧正月)も終わりということで、豪華な飾りは片付けムード

 

ずっと気になっていた「中国語って日本人には読めるのか?」問題

 

読めます

 

特に文量が多ければ多いほど簡単なメッセージなどは推測できることが多いです

 

が、台湾に限っては中国語ができる必要はありません

日本語があります

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むしろATMに日本語があることを知らなかった

「現金自動預払機」って言うんだ

日本語って難しい

 

川沿いに歩いてきたのは迪化街

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台湾で最も由緒正しい問屋街と呼ばれているらしく、漢方や伝統菓子などが並んでいます
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歩いている年齢層は年配の方が多い印象でした

日本人ツアーの説明を盗み聞きした限りでは、どうやら台北の伝統的なお土産は「からすみ」らしいですよ

台湾土産にからすみをお求めの方はぜひ迪化街へ

 

僕のお気に入りは台北地下街
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地下マーケットはあっても海外にはなかなか日本や台湾並みの「都心を自由に移動できる地下街」はありませんでした

ましてやファッションブランドやレストランが地下に軒を連ねているなんて信じられません


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日本の物産館を眺め故郷の北海道、未知の九州文化にさえ懐かしさを覚えます

 

 

空が晴れてきたので台北市民憩いの場

中正紀念堂
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まぁとにかくでかいです
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巨大な敷地に建物は4つのみ
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中正は台湾の祖蒋介石の本名です

両脇の体育館ホールはコンサートやダンスホールとして利用され週末には広場に並んだマーケットと共にエンターテイメントの場にも

 

続いて台湾の原宿

西門街
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若者文化の中心であり、日本や韓国料理、アイドル、ゲームセンターとカラフルでポップなお店が並んでいます
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日が沈んでも若者の街は賑やかです

 

歩行者天国の十字路にはハープを奏でる台湾女性
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曲は魔女の宅急便より''めぐる季節''

タイトルではピンと来ないかもしれませんが、メロディを聞けば皆さんもきっと「あ、魔女の宅急便だ!」となるでしょう

 

ジブリ作品にはこの「めぐる季節」や「いのちの名前」by千と千尋の神隠し のような実は歌詞のついているBGMもあるんですよ

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あ、キキも同じことやってる笑

 

 

台湾は日本文化が大人気

加えて日本人観光客が多いこともあり音楽系バスカーは日本の曲もかなりレパートリーが多いようです

 

 

早朝4時に空港に到着したので時間はたっぷり、まだまだ歩きます
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寧夏路夜市

台北の夜市は数あれどグルメを楽しむならここで決まり

ビールを片手にいかの姿焼きを齧りながら溢れる屋台を冷やかして

 

あーあ、そんなふうに観光したかったなぁ

移動費と宿泊費を差し引いて僕が使える金額は1週間で400元(1500円)

1日200円の食費は観光夜市では雀の涙にもなりません


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人気屋台には行列ができることも

 

ここから15分ほど北に歩くと

饒河街観光夜市

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こちらは焼き物一品料理というよりは少し食事向けの夜市

さらにローカルな麺類や海鮮類をテーブルに座ってのんびり楽しむことが出来る小さなストリートです

 

極限の空腹と香ばしい炭焼きの誘惑に耐えバスで宿へと帰ります
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続けて台北から日帰りできるローカルな観光地宜蘭県への旅

 

宜蘭は電車、バス共に交通の便がよく、台湾の中心地武陵農場台東へのアクセスも良い北東部の街です


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長距離バスで行く場合は中心地から少し離れた市政府駅のバスターミナル(青ピン)から乗ることになります(40分~1時間105元)

 

台湾に留学していた友人からオススメされた宜蘭

当初は桜の有名な武陵農場への寄り道として計画していましたが、予算不足のためこちらをメインに変更

 

夜市はまさに準備中
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ぼちぼちとお店が開き始め焼き物の匂いが漂ってきます

 

宜蘭は台湾の有名な絵本作家Jimmy(幾米)の出身地として人気の観光地
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公園には彼の作品から飛び出てきた空飛ぶ列車が浮かんでいます

 

駅周りには公園や広場があり、どこも子連れの家族や若いカップルで賑わっていました
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園内のマーケットには手作りアクセサリーやオシャレな軽食の屋台

 

軽快な音楽とともにジャグリングを披露するパフォーマーチームを発見
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いや、待ってレベルが高い!

 

写真のお椀をふたつ繋げたようなコマは、日本では中国ゴマ、広くはディアボロと呼ばれるジャグリングの1種

一応大学でパフォーマンスサークルに入っている僕は、教養として回すくらいは練習したものですが、4つをここまで自在に操るのは離れ業

彼より小さな子供たちも日本人ジャグラー顔負けの技を披露してみせ、空いた口が塞がりませんでした

 

そして、さすが本家と僅かばかりの今日の食費を投げ込むのでした

 

この公園の他にも宜蘭の駅周りは絵本の世界に入りこんだかのようなオブジェがてんこ盛り

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彼の作品は読んだことがないのですが、世界中で愛されているということは伝わりました


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駅もかわいらしい

 

果てはセブンイレブンの壁までかわいらしいイラスト
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帰ってきた台北では、バスターミナルから近かったこともあり、観光スポットのひとつ、台北を見下ろす象山にも登ってきました
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この程度の階段恐るるに足らず 

もっと整備が雑で荒い山道もこの旅では何度も登ってきました


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あ、でもちょっときついかも...

 

巨岩に登って撮影するためだけの長い列
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スルー

 

さて、20分ほどで頂上
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天気はイマイチですが緑多く空気は澄んでいて健康的な気分
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象山からの夜景

雲に隠れているのは台湾のシンボル101


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霧が晴れて夜がもう少し夜も深くなれば、間違いなく写真映えのする景色でしょう
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階段は少し急で足元が暗いので、夜景撮影の帰り道には懐中電灯があると便利かもしれません

 

こんなところで台北宜蘭観光を終えようと思います

長文に付き合っていただきありがとうございます

 

日本まで後少し

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もう飢え死ぬことはないのでいくら食事を削ろうが不安もなく

旅に出たくなる映画や本のおすすめ

 

 

旅も終わりかけということで、少し感傷に浸りながら自分の旅のきっかけになった作品を少し紹介しようと思います

 

僕の旅のスタイルはこれらの作品に多大に影響されているので、そんな関わりにも触れていこうと思います

 


キノの旅

"世界は美しくなんかない。そしてそれ故に美しい''

複雑な経緯で故郷を失った主人公キノがモトラド(しゃべるバイク)に乗って様々な国を回る冒険物語

それぞれの国でキノは自分たちの正義を信じる国民たちに出会い、時に歓迎され、時に命を狙われ...

悲しみや絶望に直面し、それでもキノは旅を続る


国といっても実在のものではなく架空の国を一国ずつショートストーリーにした短編集のような内容です

 

小学6年生で母に勧められた1冊

今読み返してみると風刺の強い話も多いですが、当時の僕にそんなことは関係なく
「嘘つき達の国」
「人の痛みが分かる国」
「人を殺すことができる国」

と、独特の文化や法律を持った人々が暮らす国々に憧れを感じては、その皮肉な結末に現実を見るのでした

感情移入のなく淡々とした文章構成は読みやすくも旅人の本質を表しているのかなと思います

 

主人公のただ1つの旅のルール「同じ国に滞在するのは3日まで」という部分は、今回の僕の旅がとても早足なことの理由でしょう
歴史の詰まったひとつの文化を理解するのに充分な期間などない
だからこそ旅人は必要以上にその国に干渉すべきでないと僕は思っています

 


深夜特急

深夜特急1?香港・マカオ? (新潮文庫)

深夜特急1?香港・マカオ? (新潮文庫)

 

インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合いバスで行く――。ある日そう思い立った26歳の〈私〉は、仕事をすべて投げ出して旅に出た。途中立ち寄った香港では、街の熱気に酔い痴れて、思わぬ長居をしてしまう。マカオでは「大小(タイスウ)」というサイコロ賭博に魅せられ、あわや……。一年以上にわたるユーラシア放浪が、いま始まった。いざ、遠路2万キロ彼方のロンドンへ!

 

言わずと知れたバックパッカーのバイブルですね
東南アジアの安宿では本棚に並んでいることがよくあります
月並みとはいえ良いものは良いんです!


1~6巻まであり父は三兄弟に2冊ずつ渡してくれたのですが、前後が気になり大学に入ってから古本屋を回りました


ユーラシア大陸を路線バスで横断するという無茶苦茶な旅を70年代にやり切ったというのだから驚きです


旅を通した経験は人間味に溢れ、全てにおいて自由
これほどローカルな旅をすることは今の時代かなり難しいですが、手探りで誰の目も 気にすることも無く旅する姿は憧れです


僕も旅をしていて「絶対にはずせない観光スポット!」とか言われると、この本を思い出して「うん、やめよう」となることが多々ありました

図らずも今回の旅はユーラシア大陸を反対から陸路横断することになったのは間違いなく影響されていると思います

 

 

ガリバー旅行記

ガリヴァー旅行記 (岩波文庫)

ガリヴァー旅行記 (岩波文庫)

 

小人たちの国、巨人たちの国、空飛ぶ島の国、馬たちの国…イギリスに妻子を残し、懲りずに旅を続けたガリバー。彼が出会ったおとぎの国々を、誰もが一度は夢見たことがあるだろう。子供の心と想像力で、スウィフトが描いたこの奇想天外、ユーモアあふれる冒険譚は、けれどとびきり鋭く辛辣に、人間と現実社会をみつめている。読むたび発見を新たにする、冒険旅行小説の名著

 

旅を動機付ける書籍として挙がることは少ないであろう古典から

 

ガリバー旅行記というとおそらく多くの人は小人たちに縛られたガリバーの姿を想像するでしょう

実はそのシーンは本が始まって数ページの出来事

その後もガリバーは多くの国を旅します

ジブリ作品天空の城ラピュタはこの本から着想を得ていて、実際にガリバーもラピュータ(磁石で浮遊する賢者たちの国)を旅します

 

著者はさぞ人間嫌いだっただろうと伺わせる程に人間社会への皮肉と批判に溢れ、後半ではほとんど憎悪に近いスウィフトの社会風刺が詰まっています

 

トマス・モア、スウィフト、ディケンズ、H.Gウェルズと僕のイメージではイギリス人は皮肉と風刺が大好きな国民です

ただこれらの文学はまさに人間愛ゆえの風刺というのが大事なところ

 

旅をすると故郷をより好きになると言います

僕の場合も全てのことにおいて日本と較べ、日本のたくさんの素晴らしさに気付かされました

そして反面、自分の国に何が足りないのかも考えさせられます

 

そして多くの場合そんな世界かぶれの批判は流されますが、文学という形で社会に反映させたのがスウィフト

 

しかし、彼の文章を見るに、どれだけ愛していてもやはり旅人は祖国を捨てることになるのではないかと思わされる作品でした

 

 

以上!

今回紹介した書籍はどれをとっても、特別難しい本ではなく、旅以外にもテーマも持った作品なので、幅広い方に読み物として楽しんで貰えたらと思います

 

 

 

続けて旅をテーマにした映画からも3作品

 

「LIFE!」(原題WalterMitty)

「LIFE」の写真管理部で働く臆病で不器用な男が、人生を変える波乱万丈の旅に出る姿を描く。LIFE誌の写真管理者として毎日地下鉄に乗って通勤し、変化のない日々を過ごすウォルター・ミティ。彼の唯一の楽しみは、むなしい現実から逃避する刺激に満ちた空想をすることだった。そんなある日、LIFE誌の最終号の表紙を飾る大切な写真がないことに気付いたウォルターは、カメラマンを探すため一大決心をして一歩を踏み出す。

 

ティーザーはこちら

 

LIFE誌は「フォト・エッセイ」と呼ばれる写真を中心として報道・言論を広めようという試みで始められたアメリカの雑誌

フォトジャーナリズムの原点ともいえる会社です

 

大学入試に失敗し、勉強をする気はなく、レンタルビデオ屋さんに通い一日に5本の映画を見る毎日
そんな時ティーザーを見て映画館まで足を運んだのがこの作品
映像の美しさ、音楽のセンスの良さ、そんな映画的な素晴らしさが霞むほどにとにかく走りたい!という感情にかられたのを覚えています
実際、その数ヶ月後僕の初めての旅となる「本州野宿でヒッチハイク旅」をすることになりました


LIFE社の社訓

"To see the world,
Things dangerous to come to,

To see behind walls,

To draw closer,

To find each other and to feel,

That is the purpose of life''

「世界を見よう

危険でも立ち向かおう

壁の裏側を覗こう

もっと近づこう

お互いを知ろう

そして感じよう

それが人生の目的だから」


この言葉は今でも旅のノートに書き残してあります

 


イントゥ・ザ・ワイルド

イントゥ・ザ・ワイルド [DVD]

イントゥ・ザ・ワイルド [DVD]

 

大学を優秀な成績で卒業したクリスは車や財布を捨て、自由を手に入れるための放浪の旅に出る。労働とヒッチハイクを繰り返し、アメリカからアラスカへと北上。アラスカ山脈の人気のない荒野へと分け入り、捨てられたバスの車体を拠点にそこでの生活をはじめる。

 

ティーザーはこちら

 

旅行でもなく、ヒッピーでもなく


大学時代、お金はないけど自分の限界に挑戦したいと思い11日間の断食をすることになった原点

 

カメラを長回ししたロードムービーとして有名なこの作品
監督が僕の好きなショーン・ペン、キャストにクリステン・スチュワートが出ているということで内容は全く知らずに鑑賞


主人公の視点で一緒に旅をした気分になれる作品
気分爽快旅に出よう!と言う作品ではないものの、疑問を持つことの大切さを教えてくれます


この主人公の進む道に憧れた時、あぁ僕は旅行が好きなわけではなく、旅がしたいんだ。と気づきました

だから野宿やヒッチハイクしてるのかと言われれば半分イエスで半分ノーくらいです笑

いつか''leather tramp''「革靴の放浪者」と呼ばれたいものです

 


モーターサイクルダイアリーズ

1952年、ブエノスアイレス。喘息持ちながら理想に燃え好奇心溢れる23歳の医学生エルネストは陽気な友人アルベルトと南米大陸探検の旅に出た。アルゼンチンからパタゴニアへ、そしてアンデス山脈を越えてチリの海岸線に沿って進み、最終的に南米大陸の北端ベネズエラのカラカスを目指す。おんぼろバイク“ポデローサ号”を移動手段に、わずかな所持金と貧弱な装備だけの彼らにとって、それはあまりにも無鉄砲な計画。当然のように彼らの行く手には様々な困難が待ち受けていたが…。

 

ティーザーはこちら

(日本語版見つかりませんでした)

 

キューバ革命の英雄チェ・ゲバラの若き日を描いた作品
大学でスペイン語圏の文化について学んでいた時に教授からのおすすめということで視聴

 

普通「旅」と聞くとなんだか楽しげで自由なイメージがありますが、この作品の主人公医学生エルネスト・ゲバラは、旅を続けるほどに現実の世界を見て苦悩し、縛られていきます
彼はこの旅を通じて後の革命家となる自分の道を見つけるのです

 

終着地点、目的を見つけるということは旅人が願う夢のひとつであり、同時に旅が終わることを意味します

 

自由な旅もいいけれど、いつかは真剣に世界に向き合ってみたい
そんなことを考えさせてくれた映画です
おかげでどの国でも僕の旅には政治・宗教・悲惨な歴史がついてまわります
辛いものから目を背けるくらいなら家にいた方がましなんです

 

 


観たことや読んだことのある作品はあったでしょうか?

旅の軌跡は十人十色
そんな全く違った視点での旅物語を聞くのは楽しいものです

 

あなたはどんな旅に憧れますか?

 

今回紹介した中で、もし気になった作品があれば是非チェックしてみてください!

 


最後に旅に出る勇気があと一歩足りない方のために、あなたの背中を押す偉人たちの名言を紹介します

 

 


「世界とは1冊の本である。旅をしない人々は、本を最初の1ページしか読んでいないのと同じだ」

 

ローマ帝国において、初期キリスト教を支えた高名な神父の一人アウグスティヌスの言葉です
彼の時代の世界は今ほど大きくなかったでしょう
旅をすることも今以上に難しかったでしょう
そんな昔でさえ、自分の見た事のない世界へ飛び出すことが大事だというのです


あるいは、その本は読み切ることが不可能な大長編なのかもしれません
それでも僕は死ぬまでに1ページでも多くのページをめくろうと思います


今あなたは何ページ目ですか?

 


「どんなに洗練された大人の中にも、外に出たくてしょうがない小さな子供がいるのだ」


世界中の子供たちに夢を与えたウォルト・ディズニーの言葉です

この言葉が当てはまる方は多いんじゃないでしょうか


旅をするには時間がないし、お金も必要だし、言葉はどうしよう、危ないイメージが...なんて考えてる大人な自分の隣に、それでも行ってみたいんだ!と叫ぶ目を輝かせた少年少女はいませんか?
どちらがあなたですか?たまにはそんな声に耳を傾けてあげるのはどうですか?

 

 

「20年後、あなたはやってきたことよりもやらなかったことに後悔するだろう
ならば、安全な港からもやい綱を解き放て!貿易風を帆に捉えよ!
探検し、夢を見、発見せよ!」

 

トム・ソーヤーの冒険の著者マーク・トウェインの言葉です
旅に出るとして、それが正しい選択かは誰にもわかりません
旅が安全かどうかももちろんわかりません

しかし、いつかこの岐路を思い出した時に、後悔しないと誓えますか?

誰かが教えてくれる安全な道は本当にあなたの夢ですか?
果ての見えない広い海は、きっと港にはなかった沢山の夢と発見を与えてくれるはずです

 

 

どの言葉も「旅」「挑戦」と解釈してもぐっと来る言葉です

世界を渡り歩くだけが旅ではありません

日常の中に発見挑戦を見いだせればそれは立派な人生の旅となるのではないでしょうか

 

 

戦争を超えて世界の都市へ【サイゴンinベトナム】

 

 

とうとう大陸最後の街へとやってきました

ベトナム南部の都市ホーチミン(サイゴン)

 

ベトナムで旅を終えることになったのはなぜかと言うと、カンボジアのビザ代が高い!(35ドル)アンコールワットも高い!(40ドル)

 

ということと、大学に戻り就活をする準備期間の限界です

 

ベトナムでもう少し稼いでカンボジアへ行くことは可能だと思います

しかし、カンボジアからは飛行機も高いので行くとすればタイバンコクまで通り抜けることに

ここまで回ってきてタイの北部にも行ってみて、バンコクは今じゃなくてもいいかと感じました

観光客に溢れ、設備は整い、日本からのアクセスもいい  ので機会はあるでしょう

 

バンコクからマレーシアインドネシアフィリピンへの旅は次回にまわそうと思います

 

代わりに飛行機が安かったのでベトナムの後は台湾によりますよ〜

もう少しブログは続くので最後までぜひ見守ってやってください

 

 

さて、サイゴンもまたハノイに続く大都市
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全然渡れない横断歩道

 

街を歩いていると懐かしのアボカドスムージーを発見
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日本に帰ればこんな贅沢にフルーツを食べられないと思うとお財布の紐も緩みます

 

ホーチミン外資によって発展した部分が大きく、世界中のファッションブランドレストランが万博のように大通りを占めています
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故郷北海道の海鮮レストラン

よし、北海道に帰ったらまずほっけを食べよう

 

街の中心部ベンタンマーケット
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夜なので開いているのは屋外のみ

食べ物屋台も沢山出ています

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西へ少し歩くとウォーキングストリート
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眠らない街ホーチミンの由縁とも言える繁華街です

 

とにかく人が多い!

外に座って飲んでいる客やスルメ売りの屋台車を避けて、人波に揉まれながら前も見えずに進みます

 

ロックバンドにDJ、カラオケまで
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半屋外の開放的なお店が多く、友達と一緒なら好きな音楽のお店に入ってビールをちびちびコースで間違いないでしょう

 

 

 

友達のいない僕は宿の近くのコンビニで夕食
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翌日はお昼の間に街歩き

 

最初にやってきたのはベトナム戦争博物館(40000ドン)
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博物館の外にはベトナム戦争に登用された米軍の戦車ヘリコプター、そして爆撃機が展示されています


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航空機には明るくないのでどれが何なのかはよく分からず

 

ベトナム戦争と言えば、世界中に広まった反戦運動で有名ですが、日本でもデモが行われていたこと知っていましたか?f:id:discimus:20190227110700j:image

この後イラク戦争に派兵しているあたりを見るに、日本の民意と政治はいつまで経っても足並みが揃わないようですね

 

この博物館に展示されている写真の多くは外国の戦場カメラマン達によって撮影されたリアルな写真(メインの展示は日本人)

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ベトナムで歌う日本人の写真もありました

 

Photograph写真と翻訳した方は偉大です

展示はほとんどが写真展示なのですが、今まで見てきたどの博物館、記念館よりも心にくるのはきっと真を写しているからでしょう


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残酷な写真も容赦なく見ることになります

 

アメリカ軍司令部からの命令は

''Search all, burn all, kill all''

「探し出し、焼き払い、殺し尽くせ」

 

ナパーム弾・クラスター爆弾・対人地雷アメリカ軍事兵器の実験場となったベトナムでは、民間人500万人殺害されました

 

背景にベトナム軍のゲリラ戦略があることは理解できるのですが、笑顔でベトナム人女性や子供を拷問するアメリカ軍の写真を見ると、どんなに正当性があろうと戦争もまた人間に手の負えない手段のひとつだと感じます


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10歳前後の子供たちが描いたベトナム戦争

こんな小さな子供たちがトラウマを抱えて故郷が焼かれる絵を描くことがどれだけ残酷か

 

フランス軍との和平交渉・アメリカ軍の参戦・反戦運動17年の長い戦争の経過に分けて展示コーナーは別れています

 

そして枯葉剤のエリアへ...

 

枯葉剤とはアメリカ軍がベトナム戦争において使用した化学兵器

ベトナム軍の増強を阻むため未成年から胎児までを対象に散布し、後に大量の奇形児を生み出した戦争犯罪のひとつです


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トキシン(毒)によって体の繋がった状態で生まれた兄弟

 

使用された薬剤(混合トキシン)は実験段階で奇形児を発生させることが判明していました

 

おそらく日本の学校の教科書でも皆さんはそんな奇形児たちの写真を見ているはずです

 

しかし、本物はレベルが違います

 

展示コーナーに入った瞬間目に入る乳児達の姿は、およそ人間が想像しうるどんな怪物よりもおぞましいものでした

顔のパーツが複数あり配置がばらばらの顔、飛び出した目と手足のない体で必死に笑う子供、そしてその子供を抱く母親

 

写真を撮ることも出来ませんでした

 

多くの奇形児はその身体能力と臓器の欠陥のため長くは生きられません

 

子共たちの姿は怖くはありませんでした

ただ人間の残酷さが恐ろしく、そんな写真の連続に文字通り息が止まりました

 

声も出ないのに涙が止まらず頭が割れそうで、ただ息をしたくて外に出ました

小学生の頃に原爆ドームに行った時を思い出す辛さでした

 

もし、後で軍隊に入るかもしれないから産まれる前に殺しておこうというこの悪の思想が許されるなら、戦争は人間の本質ではなく、間違いなく人類全体の退化でしょう

 

ヌードルもバインミーも全てトイレに出し尽くした後で再び展示に戻りました

目を逸らしてはいけないとただ思ったからです


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特に戦争が激化したのがこのホーチミンを含むベトナム南部

 

アメリカ軍がこの戦争に費やしたのは1110億ドル(約10兆円)と100万の兵士の命

人類史上最も偉大な発見のひとつヒトゲノム(遺伝子)の構造解明にかかった費用はわずか30億ドル

学者達が戦争を嫌うのは当たり前でしょう

倫理を捨てて数字だけを見ても、大目に見て「無駄」でしかないんです

 

 

これだけの戦争犯罪「勝てば官軍」と正当化するアメリカという国に軽蔑を禁じえませんでした

 

ベトナム戦争と言うと、反戦運動の末に平和を掴んだ民主主義の成功例として認識されることは間違いではありませんが、その17年の間にどれだけの犠牲があったのか知ることは大切だと思います

 

それでもベトナム人は今日も世界一素敵な笑顔で笑うのです

 

この調子では、カンボジアのキリングフィールドは僕には耐えられないかも知れません

 

 

さて、気を取り直してサイゴン中央郵便局
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フランス政府によって作られたヨーロッパ風の建築で、内部にはお土産コーナーなどもあり観光客の人気スポット

 

 

5分ほど南に歩いて再びベンタン市場
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お昼は屋内に無数の服屋がたち、まるで迷路のよう
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スーツにカジュアル、下着に布屋となんでもありました

 

夜もぶらぶらと宿の周りをうろつき、日系カナダ人のルームメイトと難しい話をしながらお金を綺麗に使い果たしてベトナム観光終了!

 

 

ユーラシア大陸横断を終え、台湾に寄って日本へ帰ります
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まさに通り道

 

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空港では日本語のアナウンスが流れ、東京大阪といった見慣れた地名が並び、日本人らしき観光客もちらほら

 

いよいよ近づいてきました