Out of This World

休学して旅に出る大学生の備忘録

世界半周総まとめ【世界色々番付】

 

 

30ヶ国の世界旅行を終えてしばらくが経ち、日本の友人と旅の話をしていると、似たような質問によく出会います。

 

「どこが1番〇〇だった?」

 

 

ということで!

みんなが気になるどんな国のどんな所がよかったのか、個人的な感想を世界番付にして紹介します!

 

「海外旅行はしてみたいけど、どんな感じかわからないし、どこかに行くか決まらない!」なんて考えてる人に少しでも参考になればと思います

 

 

 

「超個人的に好きな国」


1位ジョージア🇬🇪

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アクセスの良い自然観光地には、山、海、川、雪、深緑と多様に揃っており、旧市街や近代建築が共存する観光大国です

旧ソ連としてロシアとの抗争などがあり(今は安全です)ややマイナーなのもリアルな文化が残るという面でいいポイントです

食事はアジアユーロロシアの影響を受けて絶品な上ワインの発祥地でもあり、どちらも安い!

必ず再訪したい国のひとつです



2位ミャンマー🇲🇲

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東南アジア最後の秘境と呼ばれるまだまだ未開拓の国ミャンマー

インドとの国境を開いたものの、そもそもインドの東端はアクセスが最高難度という…

隣国タイと比べると観光客が少ないのでのんびりとリアルな文化を見て回ることができます

自然や宗教建築物といった名所が多く、見ていると穏やかな気持ちになってきます

食事も薄味で日本人の舌に合うような印象を持ちました

 

 

 


3位エストニア🇪🇪

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北欧、中欧、東欧の緩衝地帯

地理区分では北欧に当たるため影響は色濃く、教育レベル文化の質ともに高水準です

国自体の成立が浅いため歴史深くも他国に寛容な風土があり観光客には優しい国です

最近は急速な成長を遂げていて、ヨーロッパのIT天国などと呼ばれる西洋スタートアップの中心地ですので、国として勢いのある感じも伝わってきました

なにより首都の街並みが美しい

 

まとめ

旅人にとって良い国というのは最終的に出会った人に依存すると思います

これらの三国もまさに素敵な出会いに恵まれたおかげで印象に残っているのが大きいです

 

 

 

「快適に過ごせる国」


1位フィンランド🇫🇮
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歩かなくていい!なんでも綺麗!食事も宿も治安もいい!

こんなに至れり尽くせりな国は他にないんではないかと思うほどに何もかも快適です

街ではシティWiFiが拾え、英語が堪能でホスピタリティにも溢れ、事前準備なしで楽しめる国です

唯一の難点は寒いということですが、そこは北欧、建物の中はとっても暖かいのでその心配さえいりません

この快適さへの投資としてじゃんじゃん観光マネーを落としましょう。何もかも高いです笑



2位ドイツ🇩🇪
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生活に対する考え方が日本と最も近い国といえばその心地良さが伝わるでしょうか?

正確にはドイツに日本が近いが正しいのかもしれませんが、まぁそれはさておき!

知的で真面目、嘘や犯罪を憎み、ルールと整備を尊ぶ国民性です

そのため過剰な程に整ったインフラと情報、騙されることは少なく困った時は助けてくれる

明治維新が仮に愚行であったとしても、こうしてドイツ人との共通点が出来たことは日本としては財産ではないでしょうか

ただ、ドイツ人は真面目=時間通り 

この方程式は誤りです

最近では働き方改革が進んで仕事が成り立っていない分野も多くありますので、電車やバスの遅延には気をつけて


3位タイ🇹🇭

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おそらく日本人には1番人気の国ではないでしょうか

日本人宿、日本人街、日本語の看板とガイドや情報が大変充実しているため観光において困ることはほとんど皆無です

治安や物価の観点からもかなり旅行者に優しい環境なので、冒険と言うよりは異文化を楽しむことに全力を注げる国かと思います

 

 

まとめ

日本より住みやすい国なんてあるの?とよく聞かれますがそれは重視する要素によります

楽しみたいのか楽をするのか冒険したいのか、日本は休暇の短い国なので限られた時間で海外を満喫したいなら、インフラや情報の整っている国を選ぶのは世界遺産や食事よりも重要なポイントになってくるんじゃないかと思います

 

 


「物価の安い国」


1位エジプト🇪🇬
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安かろう悪かろう

はい、その通りです

それでも安いというのは正義!

25円でホールピザが食べられる脅威の国です

意識すれば衣食住と移動にはほとんどお金がかかりませんが、お土産や観光地での客引きには注意が必要です

日本人の印象がいい国なので、日本語と簡単なアラビア語なんかを喋ると露店のおじちゃんが更に割引してくれるかも!


2位ミャンマー🇲🇲
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東南アジアは物価が安いと旅前には聞いていましたが、世界全体で見れば驚くほど安いということもありません

主にその理由は観光地化されたことでビジネスチャンスが増えているということです

その中でも未だ本来の物価に近いのがミャンマー

旅行者に開かれたのがここ数年で、

おそらく先5年程でほかの諸国と同様に旅行ビジネスが整うかと思われるので、早ければ早い程安くてオススメな国です


3位ジョージア🇬🇪

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ヨーロッパに行ってみたいけど物価が高くて大変そう。と思ってる方におすすめ

アメリカ資本によって近代化されているので街並みや観光地のオシャレな雰囲気に驚く方は多いでしょう

ただブランド志向や生活水準は特別高い訳では無いのでいいものを安く手に出来ます

特に食事においては家で作るより安いと言われる外食が魅力

レストランやカフェで料理を満腹食べても1000円程度でしょうか

食事だけでなくお酒や交通費もとても安いので値段に怯えずに観光のできる国だと思います

 

まとめ

物価と一口に行っても各国特産品や政治的状況もあるので一概に言うのは難しいです

物価の安いインドでもたばこ税は高く、高いことで有名な北欧はチーズがべらぼうに安いなんてのが例です

そして物価差のある国では観光ビジネスにぼったくられないよう気をつけましょう

・安いものを探すためには労力が必要

・日本と比べて安いからって贅沢をしてしまわない

という2点を忘れないようにしてください

 

 


「旅行者に優しい国」

 

1位インド🇮🇳
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街を歩けば、電車に乗れば、お店に入ればとにかくどこでも話しかけられます

大都市をのぞけばビジネスの心配もしなくていいので存分に好意に甘えましょう

特にインドは電車のチケットを買ったり目的のものを見つけたりするのがかなり難しいので、地元の人に助けられることは多いかと思います

英語話者が多いのも有難いポイント

 

2位イラン🇮🇷
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穏やかで優しい国民

隣に座っただけで食事やお茶をご馳走してくれることは珍しくありません

運が良ければ家庭での夕食に招待してもらうなんてことも

時間や物事にルーズなのは国民性ですので、こちらが慣れるしかありません

 

3位トルコ🇹🇷
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陽気でオープンなトルコ人

おしゃべりが大好きで1度話し始めたら止まりません

ヒッチハイクや民泊が容易なことで旅人の中でも「トルコはなんとかなる」と地元民への信頼が厚いです

特に日本のイメージが良いので危険な目にあうことは少ないと感じますが、ほいほいついて行って高級絨毯を買わされることのないように...

 

まとめ

ここにあげた三国は特にコミュニケーションの面で驚いた国々です

一人旅ではおしゃべりに餓えることが少なくないので、気楽に話しかけてくれる国民性は有難いものでした

 

 

 

「美女の多い国」

 

友人からリクエストを頂いたランキングですが、これはもう正直各人の好みでしょう

 

1位イスラエル🇮🇱
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完全に僕の好みですが中東女性はものすごく美人です

残念ながらムスリムの国がほとんどで目元しか見れないことが多いのですが、イスラエルは別世界

服装にお化粧ととにかくオシャレな女性ばかり

あのくっきりとした目に見つめられる度数分の恋に落ちていました

 

2位アルメニア🇦🇲
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世界美女ランキングと言うと常連なのがロシア系美女の集まるアルメニア

旧ソ連の国々の中でも、トルコ系・アジア系と混血が進み「お人形さん」というよりももう少し顔立ちがくっきりしています

内面の話になりますがロシア系の女性はみんな親切なのでそれも加点です笑

 

3位スウェーデン🇸🇪

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こちらも世界の美女といえば必ず名前の上がる北欧美人

街を歩けばいたるところに、それはもう美しいブロンドヘアと真っ白な肌の妖精達や女神達が優雅に歩いている夢の国

高身長でスレンダーな方が多くみんなモデルのようでした

 

まとめ

一応あげてみましたが大切なのはやはり中身ですね

ドイツの素直な女の子達、笑顔が素敵なベトナム女性、いつでもノリノリなイタリア人とどの国でも素敵な女性はたくさんいました

日本人女性の人気はとてつもないです

日本人男性は影が薄めですが、言うほどモテないわけではないと思います

 

 

 

「美味しかった料理」


1位ムサカ🇬🇷
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ギリシャの絶品家庭料理が堂々の第1位

ポテトとナス、そしてミートソースに酸味のあるフェタチーズをふんわりかぶせた軽食

このフェタチーズがポイントで、焼き上げるとふわっふわになるんです

中に詰まったほうれん草も柔らかく絶妙に各食材のバランスをとっています


2位ザピエカンカ🇵🇱
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ポーランドB級グルメ

フランスパンの上に好きな具材をトッピングして焼き上げるピザのようなストリートフード

チーズとソーセージでピザのように、ピクルスとトマトでサンドイッチ風などなど自分だけの組み合わせを楽しめるのがポイント

何より安くてお腹いっぱいになるので旅人には最高です


3位サンドビーチェマグズ🇮🇷
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数々の有名料理を押しのけてイランの見た目びっくりサンドイッチがランクイン

見ての通り羊の脳みそ...

美味しいんです!!

白子のようなぷりぷり食感とヘルシーな味付けが病みつきになります

見た目のゲテモノ感とのギャップに感動してテヘランでは毎日食べていました

 

 

食べ物ランキングは正直1番難しいテーマでした

ストリートフードと本格的な煮込み料理をどうやって比べたらいいのかさんざん悩んだ挙句、観光した際食べる機会が多く、あまり知られていなそうな3つを選んでみました

東南アジアのパクチーやインドのカレーなど日本人には避けられがちな食事もいくつかありますが、せっかく遠くまで足を運んだなら勇気を出して見たことの無い料理に挑戦してみるのもいい思い出になるでしょう

 

 


「美しい場所」


1位チヴィタバーニョレージョ🇮🇹
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観光大国イタリアは街に田舎に食事に芸術と見るべきところは盛りだくさん

その中でも一番オススメしたいのが、ローマとフィレンツェの中間に位置する「捨てられた町」チヴィタ

冬期は12人しか住んでいないこの秘境はその佇まいから「天空の城ラピュタ」とも呼ばれています 

アクセスは少々面倒ですが、それでも行く価値のある絶景

はるか昔のエトルリア人になり切って街を歩いてみるのはいかがですか?

 


2位メテオラ🇬🇷
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ギリシャのイメージ海と島々から離れて北のマケドニア地方に位置する岩石群

切り立った崖の上にいくつもの修道院が建てられており、観光客は頂上からそんな修道院を巡っていくことになります

山道には各所に撮影スポットが点在しているので、様々な角度で巨大な奇岩達をカメラに収めていきましょう

駅周りもおしゃれなカフェが多くとにかくのんびり出来る観光地です

 

3位ニンビン🇻🇳
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キングコングの映画の舞台にも使われた大自然を小さなボートでのんびりとクルージング

洞窟を潜り、緑深い山々を眺めまさに映画に迷い込んだような冒険を体験することができます

ベトナム人曰く「自然が見たいならニンビンだけ行っとけば間違いない」

 

 

日本は小さな国土によくこれだけの観光資源が詰まっていると思いますが、それでもやはり小さな国です

果てしなく広がる広大な自然や建築物との調和は独自の文化や地理を表す各国の観光地はその国の人にとっては誇りのようなもの

世界遺産や自分だけの秘境を探して旅をしていけば、自然と現地の人達との会話も弾むというものです

 


「よく出会う旅人」


1位ドイツ人🇩🇪

世界中どこを旅していても出会うのがバックパッカー大国ドイツ人

僕のイメージは先生

計画性があり堅実で慎重

先人達の圧倒的情報量があるので、とりあえずドイツ人に出会ったら頼っておけみたいなところがありました

そして世界で日本人とドイツ人だけが無言の時間を持てる唯一の間柄だと思います

突然黙っても別に不機嫌になった訳では無いので心配なく


2位フランス人🇫🇷

東南アジアを中心にヨーロッパからアジアまで広く旅するフランス人

ビーチや島などバカンス寄りな街を目指す人が多いです

世界では気取り屋なんて言われてますがそんなことは無く、気遣いを忘れないとても優しい人達です

恋人や家族と電話を始めると止まらずに喋り続けるので放置が安定


3位オーストラリア人🇦🇺

いわゆる日本人がイメージする旅人

冒険心豊かでヒッチハイクや野宿に抵抗のない人が多いです

性格は明るくどんな場所でもどんな国でもマイペース

男性が総じて高身長で190cm2人に囲まれたりすると、小人になった気分を体験できます

英語の訛りは日本人が気になるほどではありませんが、英国人やアメリカ人からすると随分きついみたいですね

 

まとめ

旅の1番の魅力は出会いだと思います

宿で、街で、電車の中で、一期一会の出会いの中にお互いの文化や価値観を見られるのは海外ならでは!

ただひとつ注意して欲しいのが、このイメージはあくまでステレオタイプということです

旅をしている人というのはユニークな人が多く型にはまらない生き方を好むので、あまり先入観を持って接しないようにしましょう

日本人って真面目でアニメでサムライでって話も最初は良いものですが、100回も聞かれれば疲れてしまうものです

ステレオタイプは話のきっかけに、仲良くなったらその人の中身を見るのがどこの国でも大切です

 

 

 

まだまだ振り返りたい思い出は沢山ありますが、今回はこのくらいで。

 

いやー、どこも素晴らしい国で順位をつけるのが忍びないくらいでした!

なんとなく各国のイメージ掴めたでしょうか?

 

ランキングに参加した国は半年で訪れたたった30ヶ国

ましてや今回の旅は大急ぎだったところもあり、まだまだ僕の知らない秘境は世界中に溢れています

 

ひとつの国をとっても、食事や人の印象、自然や便利さなど切り取れる側面は様々

 

皆さんも海外旅行の際は、ぜひそれぞれに合ったテーマを見つけて、自分だけの旅行プランを作り上げてみてください、