台湾のウユニ塩湖と食の街【台中・新竹】
台湾の交通事情はとても良いです
広い道に秒を刻む信号機、歩行者優先で舗装も綺麗
バイクの二段階右折がここまで徹底しているのには驚きました
道がいいということで長距離バスも快適
ふかふかシートで眠りに落ち、気づいた頃には台湾の西海岸にあたる台中市(約3時間)
宿へ向かう途中に少し寄り道をして
学問の神様である孔子を祀っている静かな廟です
人は少なく、日陰で読書なんかしたらいい休日になりそうです
少し歩いて宝覚寺
でっかいです
笑顔がとても優しそうです
せっかくなのでツーショット
さらに南へ歩いて台中公園
平日だからでしょうか、一応観光地のはずですがどこに行っても人がまばら
池を囲んだ公園で、手入れが行き届いていて爽やかな気分になります
東日本大震災ではたくさんの援助をしてくれた台湾
お返しに日本の梅と桜が送られ、ここに植えられています
日本は友好の証として多くの国に桜の木を送っています
こんな風に憩いの場として活用されるのはお金よりもずっと素敵な贈り物ですね
日本もそろそろ桜の季節かなーなんて考えながらのんびり散歩
さて、宿で少し休んで、夕日に合わせて「台湾のウユニ塩湖」と呼ばれる一大観光地高美湿地にバスで向かいます(市内から309番)
何も無い海岸線を彩る風車
去年市内からのローカルバスが開通してアクセスが一気に良くなりました
が、バス停から湿地の中心部までは3kmあるので往復6kmと考えるとまだまだ車やツアーの方がアクセスは良さそうです
歩きます
空が綺麗です
ジョギングをしている地元の人もいてこっちまで走り出したくなってきます
だんだん日が沈んできました
湿地中央へと続く桟橋
日本人中国人韓国人の観光客が沢山
台湾に来てからはよく日本語を耳にしますが、ここまでよく聞くと同郷だからって話しかけるのもおかしな話かなと感じる不思議
みんな日の入りを待って桟橋に腰掛けのんびりしています
桟橋の端までやってきました
大砲のようなカメラを持った人がたくさん
羨ましいけれどバックパッカーには重すぎるなぁ
今日は少し風があるので鏡面にはなりませんでしたが、それでも十分に美しい夕陽
路線バスで市内と行き来する場合、この時期は終バスが18時半なので、夕日を待つとしたらかなり急がないと厳しいかも知れません
台北への帰り道はローカル電車で途中の新竹駅にも寄りながらのんびり帰ろうと思います
台中鉄道駅
朝露を飲むトンボのオブジェとモダンな建築
台湾の交通機関はとてもわかりやすい上に綺麗で整っている印象です
表記も日本とほとんど同じなので目的地の漢字さえ見つけられれば迷うことは無いでしょう
やってきたのは友人にオススメされた食の街新竹
日本統治時代に建てられた新竹駅は東京駅の姉妹駅
佇まいも似ているということで日本人なら見ておきたい場所
新竹は大きな街ではないので観光地は全て歩いて回ることができます
新竹の玄関とも言われる「竹塹城迎曦門」
残っているのは東門であるこのひとつのみ
夜にはライトアップされるそうで、街のシンボル的存在
楽しみにしていたのはこちら
新竹映像博物館
昔ながらの映写機や蓄音機、そして劇場であった頃の歴史展示に、古い映画も見れると言われ、そんなノスタルジックな場所行くしかない!とやってきたものの...
5月まで改装工事中...
まぁ仕方ない
そういうこともある
こちらが観光スポットとしてのメイン
新竹城隍廟
の周りの屋台
海神様を祀る廟なんですが、その周りにたつ数多くの食べ物屋台が有名
お昼の時間ということで大賑わい
外まで人はビッシリ
美味しい匂いに誘われて少しだけ食べ歩き
噂の臭豆腐
想像を絶する匂いではありませんでしたが、やっぱりこう酸っぱい匂いが市場全体に広がってました
味はキュッとしまった揚げ豆腐
うん、豆腐だ
名前負け?いやでも臭くて味も悪かったら売られているわけがないか
本命はこちら
新竹ビーフン
お米ヌードルはアジアでさんざん食べてきましたが、ビーフンはなんだか春雨や焼きそばのようでまた違うソースの美味しさがありました
食べるだけではなく、本来のお参りも忘れずに
地元の方が沢山線香をあげていてローカル感満載
ただここに祀られている神様たちやけに顔が怖いんです
そのうちの一体
どう見ても人を美味しそうに食べている姿しか想像出来ない...
さて、以上で台中新竹観光終了!
台中はおしゃれ
新竹はローカル
そんな感じでした
こんな風に淡々と観光するのはヨーロッパ以来かもしれないですね
台湾では日本食が大人気
寿司に牛丼、ラーメンにしゃぶしゃぶ
値段も日本とほとんど変わらず日本人にとっては1番住みやすい国かもしれません