インドのフロンティアへ電車旅【コルカタ→シリグリ→グワハティ】
「私達は大きなことはできません。大きな愛で小さなことをするだけです」
ーマザー・テレサー
コルカタにはマザーテレサの家でのボランティアが目的で来たのですが、あまりに体調が悪く、人助けどころではなかったので諦めました
次回必ず!!
コルカタに観光予定のある方は、一日から参加できるのでぜひ調べて見てください
本当はどこかで休養するべきなんですが、インドから抜け出さなければまた繰り返すのではないかという焦りから足を早めます
フルーツジュースを奢ってくれた男性とお友達
駅前の公衆便所
インドは深刻なトイレ不足で、ほとんど仮設のような屋外トイレが多いです
駅の掃除係にいじめられ通れなくなる僕
コルカタから東インドの入口シリグリへは空きがなかったため、特等席(1400Rs)で移動
泣きそうな高さですが、席はゆったりしていて助かりました
エアコン完備に機内食として3食とデザートがつきます
一口も手をつけられませんでした...
この電車がまたもや7時間の遅れとなり、シリグリに着いたのは深夜
深夜チェックインできる安宿を探すも、受付のレセプションがさっきまで使っていた半屋外のベッドで600Rs(900円強)
怒る気力も交渉する体力もなく、駅に戻って寂しく就寝
カルパ兄さんには泥棒が多いから絶対に駅では寝るなと言われていたんですが、どうにも出来ず
翌日電車を待つまでシリグリを少しだけ街歩き
印象に残ったのは乞食の多さです
インド東部はヨーロッパからの観光客が多いため町中にぼろを着た子供たちがおり、お金をくれをせびってきます
そして驚くべきはそのびっこの多さ
(代用語が見つからないため差別の意味なしで使わせていただきます)
日本では考えられないかもしれませんが、インドやアジアのいくつかの地域では、乞食として生きていくために親が子供の腕や足を落として同情を引くことが少なくありません
ギシギシの髪に大人用のボロをまとっていつまでもお金をくれという子供を見ていて、何に怒ればいいのかもわからず途方に暮れました
こういう場合必ずお金を集めて生活を成り立たせている親がいるので、お菓子をあげるだけでは引いてくれないんです
前日の車内食で取っておいたものを全部上げても足りません
トドメにインド名物耳かき屋!
文字通り耳かきをしてくれる訳ですが、観光客に対しては少し対応が異なり
まずは片耳だけ無料でやるから見せてみろ
と勝手に耳掃除を始めます
すると出てくる出てくる茶色くベタついた何か!
もちろんこれ嘘です
そんなもの生まれてこの方耳から出てきたことありません
初めにこの茶色い物体を耳に詰めているんですね
そして、特別な薬を使うと言って何やら水を耳に垂らし請求されたのは500Rs(800円弱)!
怒鳴り声が口元まで出てきたのを抑えて、50Rs払ってさっさと立ち去ります
この後もリキシャーで、目的地がわからずさまよった結果諦めた運転手に全額請求されて喧嘩したり
近くにいたポリスが仲裁に来るものの、歩くといっているのに外国人は勝手に歩けないと言い出して喧嘩したり
やっぱり体に余裕が無い時は心も狭くなってダメですね
普段は旅行客が怒ってるのを見ている側ですが、今回ばかりは怒ってしまった僕の負けです
初めて面と向かってF※ckなんて使ってしまいました
ただ皮肉にも英語というのはこういう場合にはペラペラと出てきます
一通りまくし立てた後で、あれ?突然英語上手くなった?って感じでした
相手はほとんど理解していなかったので良しとしましょう
気を取り直してもう1つ隣町グワハティ観光
のんびりとした街で、この辺りからアジア系の顔立ちの人が増えてきます
公園で公演中のどなたか偉い人
...まずい!ユーモアまでなくしつつある!
公園内の大きな池
ボートでデート中のカップルもちらほら
インドの国民的スポーツといえばこちら!
あっちでも
こっちでもクリケット!
世界最強のクリケット国なので街で見るスポーツといえばこれしかありません
ヒンドゥー教寺院で川を眺めてのんびり
ガンジス川ではありませんよ
東部に流れるこの川はブラフマプトラ
ガンジス川よりもかなり大きいです
インドの神様何人言えますか?
クリシュナーシヴァガネーシャ...
大丈夫です
現地の人もわかっていない人たくさんいます
バザール
食事はまだ受け付けないのでドリンクで栄養補給
のんびり散歩が効いたのか少し体調が良くなってきた気がします
次に向かうのはナガ族やクキ族といった少数民族の住むナガランド州コヒマ
リシケシュの瞑想を思い出して気持ちを落ち着けて向かいます
シリグリ周りで怒った皆さんごめんなさい
ほんとの日本人はもっと優しいので誤解しないでね!