アルメニア-エレバン観光〜道連れ3人旅〜
イランからは無事ブログ繋げられるようです
よかった
YoutubeやfacebookはアウトですがVPNをシンガポール経由にしたりしながら、うまくいくと見ることができます
詳しくはイランの記事でのせますね
来てよかったコーカサス三国
2ヶ国目アルメニア!!
おすすめしておいてなんですが、コーカサス三国への日本からの旅行はかなり難しいです
トルコ・アルメニア・アゼルバイジャン国境問題で時間がかかる上に、どの国も日本からの直通便がないので、乗り継ぎで20時間程度かかります
とりあえず行ったよー。くらいで首都を回るのにフライト含め最低10日
各国1番有名なところまで足を伸ばすなら2週間は必要です
それでも!
ぜひ来て欲しいこの三国!
直通便がいつの日か開通することを祈って
アルメニア(Armenia)🇦🇲
人口:3,100,000人
面積:29,800k㎡
首都:エレバン
言語:アルメニア語
通貨:ドラム(AMD)=0.23円
物価:★
トビリシからマルシュルートカに揺られること5時間半
街に入る前に、今回の旅の仲間を紹介します

ビプル(中央)fromインド
元ドバイのホテルマンで、仕事を辞めて博士号のために勉強し直す予定
リスタートの気分転換に旅行に来たところバトゥミとトビリシでそれぞれと出会う
仲間思いで3人組のリーダー的ポジション
フットワークは軽いが、個人行動は基本嫌い
ミシャ(右)fromベラルーシ
僕のロシア語の先生(英語はほんの少し)
アクティブで長距離もサクサク歩く旅人型
ヒップホップやEDMが好きで若く見えるけど最年長33
どこにいても効率的に回ろうとするのでしばしばビプルと対決して...負ける
ミシャとの会話は
ジェスチャーとお互いの単語を合わせた原始的なコミュニケーション
+
Google翻訳の音声会話がここまで便利になっているとは思いませんでした
トビリシのホステルで出会った2人
毎日ワインやらコニャックやらで夜会を開くのが習慣でした
アルメニアに行くと言ったらバス停まで見送りしてくれることに
〜歩いている途中〜
やっぱり俺達も行く
なぁミシャ!トランスレイト(翻訳)しなくてもわかるだろ!
パスポート取ってくるからとも待ってて!
そんなわけで3人の旅の仲間になったわけです
アルメニアも旧ソ連でほとんどの人がロシア語を喋るので、ミシャがいたのはとにかく助かりました
道を聞くにも交渉するにも時間と手間が省けます
そしてかなりのロシア語を教えてもらいました
書けないけれど、道を聞いたり買い物をしたりなら1人でもバッチリです!
到着した夜のエレバンは静かな都会
観光重視というよりは、人の住んでいるタイプの雰囲気です
この街の歴史は実はローマより古いという、世界最古の街のひとつなんですよ
国を牛耳る巨大企業ARARAT
ウイスキーメイカーと聞いてましたが、お酒タバコ飲料なにもかもARARATです
夜着なのでスーパーによっていつもの晩餐の準備
アルメニア名物
ひものようなチーズ
モッツァレラチーズのような食感ですが、塩味が強すぎて慣れるまで塩食べているようです
今夜は良いものを1本だけにしようということで5年物のコニャック
もちろんARARAT
フルーツジュースをチェイサーにしてコニャックにはレモンを絞るのが習慣のようです
ちなみにアルメニアはジョージアと比べて飲食料品が若干安い印象です
このコニャックも高めのものですが800円くらいです
ここまでは最高の夜
問題は宿!
この宿経営がインド人で、宿泊客も9割がインド人です
ビプルが、ヒンディー語で話すのですが、どうやらあまりいい印象ではないらしい
ビプル曰く世界においてインド人は-10点、パキスタン人は-100点だそうです
理由は他人の生活に必要以上に介入したがるから
案の定こちらはベランダで静かに飲んでいるにも関わらず
「ねぇ、お皿って何枚使ってる?」
「ナイフ終わったら戻しておいてね」
「今回はいいんだけど実は夜12時以降のアルコールは禁止なんだ」
不満ながらもちょうど飲み終わった所だったのでお開きにします
問題その2
ベッドが穴ぼこ!!
3人分全部です!!
穴の空いたところには枕を詰めて隠蔽を図っているので敷布団は北海道の荒波のよう
加えてルームメイト1名がライオンの唸り声の如くいびきをかいていて、とても寝られる状況ではない
結局、代わりに案内してくれた部屋のベッドも、穴の位置が違うだけでした
夜も遅いので明日は違う宿を探すことにして諦めます
ビプルは穴のベッドと悩んだ挙句、部屋中央に置かれたストレッチャーにシーツをかぶせた粗末なベッドで寝てました笑
いくら物価が安いとはいえ、これでお金をとるのはさすがに酷いですね
もうひとつ気に入らなかったのは、予約サイトでの評価が明らかなダミーでした
便座がなかったりレセプションのお金管理がずさんだったり、これで9.2の評価がつくことはまずないでしょうね
翌日無事良いホステルを見つけましたよ
街歩き

絵画や工芸品のアーティスティックなマーケット

教会
立派な敷地で地元の人が中心でした
4列の横広い内部
柱がないので広く感じます
シャンデリアも珍しいですね

思い出してみると、2ヶ月前もスウェーデンで紅葉見てた気がします
いつまで秋なんだと思うでしょうが、これは僕が冬から上手く逃げている証
共和国広場
超巨大クリスマスツリーが準備中
もしデコレーションされるならぜひ見て見たかった!

中央通り歩行者天国でのクリスマスマーケット
ところでアルメニア
ある競技で世界的に有名です
それがこれ!
チェス!
現世界王者も歴代もほとんどがアルメニア人というチェス
義務教育にチェスの授業があるあたり、本気度が伺えます
てなわけで広場に巨大チェス
もちろんやってみますよ〜

(元の配置に戻すの大変だった...)
ハリーポッターの1にこんなシーンありましたよね
実は僕、昔囲碁を本格的に習っていたことがありまして
そもそもボードゲーム好きだし
ジャパニーズ将棋に比べれば、チェスなんてオセロと一緒 定石よ!

...負けた
はい、チェックメイトされたのは僕です
ビプルまさかのインドで地区王者の称号を持つ打ち手でした
え、なんで隠してたの?
しまいには、最後以外はすごく良かったよと勝者の余裕
悔しい
気を取り直して広場のアートたち
蜘蛛と熊

スーパーで調達した今日のディナー
ザリガニ!
もちろん生きてます
アルメニアではエビも人気で、どちらもよく食卓に並ぶそうです
冷凍だと安いんですがせっかくなので生きたでかいのを頂きます
ちなみに他のふたりは若干引いてます
ということで1人で調理
お湯に入れてもしばらく動いていましたが、赤くなった頃には美味しそうなロブスター
北海道名物シャコの如く勢いよく殻を向いて食べました
2人は肉だけでいいというので、有難く脳みそ、腸、卵(1匹びっしり持っていました)独り占め
アルメニアの食事もいいですが、ここエレバンには有名な日本料理店があります
「櫻田レストラン」

アルメニアの観光ブログではほとんどフル出場の有名店だったので、個人行動時間にさらっといってきました
夜だったので他にお客さんはいませんでした

懐かしの日本語メニューと写真たち
香川県で修行したご主人のうどんが有名らしい

そこでカレーうどんを注文する邪道
隣のお水は聖なる水です
つまり僕が欲していた米です
久々の日本食♪
美味しかったです!
ホールにはアルメニア女性が着物を来て立っていたんですが、この子がまた無口でなんともおしとやかでした
そういう雰囲気作りなのかな?
着物と外国人というのは、日本人からするとなんだか嬉しい組み合わせですね
値段も海外の日本食レストランとしてはかなり良心的です(うどん650円)
翌日ホステルで新たに出会ったジョージア人のアヌリを含め、4人でインド料理

フィッシュカレーが絶品でした!
日が沈むのを待ち、観光名所カスケード!
1人だとちょっと寂しくなるかもしれません
デートスポットです
写真遥か奥に見えるタワーまで登ってきました
エレバンの夜景
隣国に較べてクールです
ちょうど雨が降っていたので、マトリックスを思い出しました
ちなみに、降りる時に階段を数えてみたら738段ありましたよ

街の灯りか暗いですが、治安は全く問題ありません
アルメニア人は親切なので、困ったら迷わず声をかけましょう
話しかけるなら、若者の方が英語が喋れる割合は多いです
アルメニア最後の夜という事で
4人でバーへ
ウォッカで心を通わせます
4国籍世代バラバラの男達
クイーンの曲で盛り上がるのは世界共通
このお店本来は女の子を連れていないと入口で追い返されます
マネージャーに話したら不思議な多国籍パーティに興味をもったのか例外で入れてくれました
ウォッカ500ml・オレンジジュース×2・ビール×8・ウイスキー×2
1人1000円行きませんでした笑
朝から晩までよくはしゃいだ三日間
3人だからできたこと、楽しめたこと沢山です
ジョージアへの帰りのマルシュルートカでは峠で雪が降っていました

トビリシの宿があまりにホームで長居してしまいました
もうほんとに家と家族!
自分でも宿を出る時、これから旅を始めるかのような錯覚に陥りました
別れを惜しんでアゼルバイジャンへ向かいます
右上から(バラカット・ラシャ・ゴマ・ロナルド・アリーシャ・マナナ・ミシャ)
場羅滑徒と路為努は自分の中で満足作品