Out of This World

休学して旅に出る大学生の備忘録

パキスタン観光【ラホール→イスラマバード】

 

パキスタンでは観光客に全く会いません

 

フランスを初めヨーロッパ各国はパキスタンビザの発行を認めていないため来たくても来れないそうです

 

日本人は格安でビザ取得可能ですが、優先度の高い国かと言われると日本人には微妙なところですよね

 

探求心で言えばアメリカ・ドイツバックパッカーが世界的にも一番冒険好きのイメージですが、アメリパキスタンと仲が宜しくないので自然とドイツ人ばかりになっているようです

 

誰と話していても、Germany! ベルリン!働き者で頭がいい!俺の甥っ子が、俺の家族が、ドイツに住んでいるんだ!と、嘘か誠か大ウケです

 

日本はと言うと、Japan! ...Nice country!

ようは全く知られていません

第一印象は大事なのでいいイメージを残せるよう頑張ります

 

 
パキスタン(Pakistan)🇵🇰

人口:207,770,000人

面積:796,000k㎡

首都:イスラマバード

言語:ウルドゥー語

通貨:ルピー(PKR)=0.8円

物価:★★

 

砂まみれの列車に24時間揺られ、到着したのはパキスタンの中心都市ラホール

 

パキスタンは観光向けの設備(主に宿)が乏しいのでカウチサーフィン(民泊)を使って、会計士のShahidの家に泊まります
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豪華です

召使いの方がいるので、朝昼晩用意してもらえる上ホットシャワーと至れり尽くせり

 

 

ラホールは地元民の間で食の都と言われており、ストリートフードが安い!美味い!多い!です

※油と水に気をつけましょう。レストランの水は黄色いので多分外国人はアウトです

まぁインドでなれた旅人や、体に耐性をつけておきたい旅人は飲んでも死なないので安心して飲みましょう

腹痛で2日寝込みました

 

 

ラホールは観光地が中央に集まっています
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思いのほか暖かかったのでアイス

ラホールがおそらくパキスタンで最も暖かいです

 

バードシャーヒーモスク
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ラホール最大のモスクで平日でも地元民で溢れています
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今回は偶然ウェディングが行われており、コーランの朗読を聞くことが出来ました

 

ドイツ人のフィリップと国境から旅をしています

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金髪のフィリップが目立つのかパキスタン人が絶えず話しかけてきます

最後には必ず写真を撮ってくれ。と

 

隣に有名なSheesh Mahalがあります

金額

大人30ルピー

子供15ルピー

外国人500ルピー

 

相談するまでもなく2人で

「さて、次行こうか」

 

外国人限定の価格設定は旅をしていると嫌という程見ますが、その差があまりに激しい

冷静に考えればたかが400円ですが、バックパッカーからすると、なし

 

壁を越えてやってきたのはWalled city

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いわゆるバックパッカーの愛するカオス(混沌)です

 

鶏達が丸裸にされチキンと化すまな板の下に、その順番を待ち泣き叫ぶ現ニワトリ

 

泥水で洗った皿に盛られる怪しき内蔵

 

 雑貨店、自動車パーツ店

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危ない訳では無いです

ただただローカル

 

ここはバザールであり居住区なので、子供たちも物珍しげに英語で話しかけてきます
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少し開けた通りでおじちゃん達にチャイを奢ってもらいました

 

Shahidとの家庭ディナー
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月末の決算で忙しい中ホストしてくれたことに感謝です

 

翌日はラホール近郊を散歩
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歩道橋からの景色

この写真なら日本と変わらないと思いませんか?

 

当たり前ですが、多くの国は都市と旧市街があります

東京を見るか京都を見るか、北海道をみるか沖縄を見るか

それぞれ全く違う景色が見られるのは万国共通です
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ヨーロピアなカフェ

パキスタンはインドやイランに比べて貧困ではありますが、汚い国ではありません

街には普通のカフェや富裕層がスーツを着て歩いています


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午後の一時

 

思い出してみるとギリシャぶり1ヶ月半ぶりのコーヒー

コーヒーはお腹に来るので控えていましたが、ヨーロッパ人には逆なようで、紅茶を飲みすぎるとお腹を下すそうです

 

 

午後はパキスタン人家族Adil(カウチサーフィンつながり)に招待されディナー

フィリップはクエッタから体調が悪いのでへスース(スペイン人で国境からの旅仲間)とスパイシーで濃厚なチキン料理をいただきます

 

 

長男のヨーロッパ進学の参考に呼ばれたので日本人は明らかにおまけですが、歳は僕の方が近いので頑張ります!

 

「経営の勉強は修士号ですか?博士号ですか?」

えーーと、学士は一応取るけれどその先はなんとも、、、

 

「僕も経営ITの分野でドイツに行く予定なんですがどの分野ですか?」

えーーーと、一応Human Resource Managementなんかを、、、マトリックス組織論(※1)とかね、まぁざっくりだけど

 

「じゃあFAANG(※2)なんかを研究してるんですね」

うん、、、えーーーーと、まぁそうだね、、、

イノベーションがあれで、グローバルなスタティスティクスのあれがM&A(※3)と、、、あ、CRM(※4)とかIR(※5)なんかもインポータントだよね!

 

なんて適当に流しながら、下の子たちにマジックを見せてたのが現状

 

 

※1 複合的組織構造、既存にとらわれない多元的指揮系統の実現を目指す形ながら、重複報告や指揮系統の混乱が問題

※2 F(Facebook)A(Amazon)A(Apple)N(Netflix)G(Google)現状世界の情報を牛耳る最大手国際企業の総称

※3 買収&合併

※4 Customer Relationship Management 顧客満足度の向上、再購入への広報など

※5 Invester relationship 投資家への広報活動 

 

 

専門の教授方、恥を晒しまして大変申し訳ありません

必死に思い出してこれが限度です

帰ったらちゃんと勉強します、、、

 

 

アジアの教育に対する意識の高さにはいつも驚かされます

PH.D(博士号)への努力、スタートアップビジネスへの渇望は、個人が世界の中で生き抜くための教養として捉えられていて、僕を含め多くの日本人は同じ土俵に立つことさえできないだろうと思います

 

へスースはと言うと

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ホンダのバイクで大人気

 

みんなで写真を撮って解散

 

 

ちなみに今日は大晦日

パキスタンでは新年を祝う習慣はありません

 

フィリップ起きてる?

Happy New Year!

 

「Is it now? zzZZ

 

こんな感じです

 

 

ラホールからイスラマバードの移動はバス

電車だと車以上に時間がかかる上時間が読めません
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4時間半をかけて首都イスラマバード


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相変わらず屋台料理は油っこいです

この脂は腸内の働きを弱めるので慣れていないとお腹を壊す。と、こういうことです

(インド、パキスタンでの腹痛にはフラジールという錠剤がおすすめ)

 

CSホストに連れられやってきたのはカフェ!

若者にはバーのような感覚です
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このカフェにはドラム席があり、演者が集まるとドラムナイトが始まります

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徐々に集まるドラマーたち

僕も和太鼓のリズムで参加してきました

 

ドーンドーンドーンカカカッカ

ドッドーンガドンカカカッカ

ってやつです

 

もちろんカフェにやってきた初心者もドラムを叩くので上手くなくても大丈夫!

 

叩きながら熟練のドラマーがリズムを何種類か教えてくれました

 

 

最終日は有名レストランで本格派ナン
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250円とは思えない巨大ナン

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イスラマバードは新首都のため歴史は浅く、区画は碁盤の目です

それがわかりやすくもあり、探検心を削られる要因でもあり
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F10エリア国立公園

おそらく役人が机の上で仕上げたであろう巨大過疎公園

 

「この辺りに公園あった方がバランスがいいよね」

「じゃあここ一区画公園にしよう」

 

という会話が聞こえてくるほど退廃的な公園

 

ぶらぶらと街を歩き、地元民おすすめのレストランで夕食

米が恋しく頼んだ「プレーンライス」(150円)f:id:discimus:20190104160145j:image
量がえげつない!

ゆうに3人分はある米の量

 

持ち帰り明日の電車での食料とします

 

イスラマバードはビザ申請と経由地として寄ったので特に観光らしい観光はしませんでした

北部ギルギッドは世界トップクラスの山々が美しく並ぶ最大観光地です

今回は寒さのためパスしましたがイスラマバードから20時間ほどでアクセス可能なので、是非次回はトレッキングに挑戦しようと思います