トルコ後半カッパドキア〜ヒッチハイクで国境越えまで
しばらく宿無しだったので更新遅くなりました!現在は天国ジョージアです
あんまり溜め込むと書きたいこと忘れてしまって大変ですね
さて、エジプトから3度目のアテネ国際空港を経由しトルコイスタンブールに戻ってきました
預け荷物だけダイレクトにトルコに運ばれたんですが、普通に投げられていました...
今回はイスタンブール市街には行かず、とりあえず行っとけスポットのカッパドキアに夜行バスで向かいます
トルコの観光スポットではパムッカレも有名ですが、この時期はそんなにと聞いたので今回はパスします
ただ、カッパドキアも季節外れではあるんですよね
空港から地下鉄でオトガル(バスターミナル)へ向かい雨の中チケットの時間と相場を確認
値段はほとんど変わらないので、最大手のメトロ社で110リラ(約2200円)で購入
イスタンブールのオトガルは大きいので、中央施設には飲食店や雑貨屋なんかが入っています
ジョージア国境を調べるためにWiFi付きのカフェに入ったんですが
Ah...wifi is problem
こう言われたら基本的に諦めるしかないです
何が問題なの?って聞いても答えは返ってこないので体力を節約しましょう
イスタンブールからカッパドキア(街の名前はギョレメ)まではバスで12時間
まさかのWiFi使えず、極寒の車内は何故か冷房、コンセントも反応せず
大手とは?と思っていたらどうやらバスの故障だったようです
1時間ほど停車して何やら相談した結果、別のバスに乗り換えて出発しました
暖かくて良かった
昼前にギョレメに到着
景色だけならカッパドキアは一日で見て回れると聞いていたので、夜の便でトルコ東部のトラブゾン行きのバスを探します
トラブゾンはbusyだ
まさかの満席
仕方が無いので同じく東部のエルズルム行きのチケットを予約
この時期は観光客は少ないものの地元の人達でどのバスも満席らしいです
さて、荷物を夜まで置かせてもらいカッパドキア観光!
奇岩群と早朝に上がる気球が織り成す景色が絶景の人気スポットです
気球は乗ると160$(2万円弱)位します
僕は写真の腕もないので奇岩だけ見て回ります
(Googleで「カッパドキア」と調べるととっても素敵な写真がでてきますよ)
ビュースポットからの眺め
街の中に岩が立ってるのが不思議です
ギリシャで行ったメテオラとの違いは、この岩に人が居住していたということです
だから岩も穴ぼこ
今でも洞窟ホテルが沢山あるので、気球に乗って美味しいご飯を食べて洞窟ホテルに宿泊。というのが王道ツアーです
絶景絶景
どうやら僕がいったのはレッドバレーに当たるらしいですね
夜行バスまで時間が余ったのでお金を稼ぎます
ストリートパフォーマンスでお金を稼ぎながら旅することを「バスキング」って言うらしいです
エジプトでよしくんとかなえちゃんに教えてもらいました
ストリートパフォーマンスについて少し触れておきます
投げ銭での収入は各国通貨のコインの価値に比例します
18歳の時、ヒッチハイクで旅をした時はマジックだったのでチップが弾んだんですが(直接相手にサインしてもらったりするのでお札が入ることも)、なんせ地味なので人が集まりづらい
ジャグリングだと集客には困らないんですが代わりに単価が下がります
日本だと100円、ヨーロッパでは50セント~1ユーロ、トルコだと1リラが1番使い勝手のいい硬貨です
つまり、物価と通貨に比例して、ヨーロッパの6分の1くらいになってしまうわけです
お札が1000円からで、500円までコインのある日本はバスキング向きってことですね
写真を撮ってくれたかわいいかわいい女の子
僕が光源氏なら今のうちに誘拐して成長を楽しみにします
冗談ですよ!!
たぶん...
途中から通訳をしてくれた男の子
彼のおかげでカードマジックも出来ました
彼も絶対イケメンになる目ですね
集まった金額は49.75リラ(約1000円)と1シンガポールドル(160円)
シンガポールから旅行中の家族に、このあと行く予定なんだと言ったらくれました
まさに物価の違いの典型ですね
とはいえ、トルコリラの使い所ももうあと僅かなので一日一食の食事につぎ込みます
ラムのミートボールとトルコワイン
カッパドキアはワインも有名なので機会があればぜひ
夜行バスに乗ってエルズルムへ
こちらも11時間の長旅
値段は90リラ(1800円)でした
エルズルムは古い神学校なんかが有名です
オトガルからの移動手段がタクシーのみだったので行ってません
4時間の待ち時間からバスで4時間かけてトラブゾン
さすがに尾てい骨に痛みを感じてきました
9時にトラブゾンに到着しジョージアのバトゥミ行きのバスを探します
9時に出るバスがあるよ
ん?
今9時2分だけど?
そう、だから今そこから出るよ
急いで小さな乗合バスに乗り込んで国境へと向かいます
国境まで順番に客がおりていき最後の一人になってしまいました
運転手含め3人の従業員が言うには、今日はこのHopaの街に泊まる。明日でよければ首都のトビリシまで連れていくから同じホテルに泊まっていかないか?
んー、バトゥミ行きのチケット買ったんだけどなー
ホテルは10ドル(1200円)なのでそんなに高くはないんですが、予定外の出費のために新しくリラを用意するのも面倒だったので、お断りして野宿します
さすがに寒いので壁があるところがいいなー
よさげな廃墟を発見
資材梱包用の箱がいいベッドになって快適でした
朝は7時半に彼らのホテルで待ち合わせ
7時45分
8時
8時15分
8時半
やっと降りてきました
絶対のんびり朝ごはん食べてただろ
待っている間にレセプションのおじさんが自宅の家でなったみかんをくれました
そして衝撃発言
俺達はここで少しバスの修理部品を買ったり滞在するから、乗合バスで国境へ行ってくれ
お、おっけー
なんでこの暴挙を許せたのかというと、次の国ジョージアに行けばこんな面倒からも解放されるという期待が僕の心を仏で満たしていたからです
乗合バスの値段は66リラ
もちろん払いませんよ
ヒッチハイク開始
国境付近なのでトラックが多く、ヒッチハイク向きとは言えない場所ですが、なんとか止まってくれました
23歳のケマルパシャ(さらに国境近くの街)住みの兄ちゃん
どっからどう見ても5つは年上
ケマルパシャからは歩いていくつもりでしたが、何も言わずに国境まで乗せていってくれました
気持ちのいい兄ちゃんでした
国境はすんなり
エジプトで教えて貰った通り、ここにスタンプ押してねお願い!って頼んだら快く了解してくれました
が!
インクが濃い!結局次のページダメになってるじゃん泣
それでも上下左右気にかけるだけヨルダンよりはマシ
ヨルダンスタンプこれどうみても悪意しかないよね
☆豆知識☆
入出国スタンプは国によって正式な査証ページではなく、追記欄でも良いという場合があります(ジョージアトルコなど)
パスポートの拡張はお金がかかるので、査証欄を節約したいバックパッカー向けの裏技です
長い長い道のり、トータルでも長い長い滞在のトルコ
寂しさは全然なかったです
思い出したのはサバサンドくらい笑
トルコが悪いところだったというわけじゃないんですが、雨と熱と長距離移動のせいで辛かった記憶が多いです
トルコに非はまったくありません
英語話者が日本よりも少ない印象なので、観光で行く際はツアーをオススメします
調べ物の苦労や、移動でお金の交渉をする必要が無いので快適なはずです
雨や風でカッパドキアの気球が飛ばなかったりするので、天候にも気をつけてくださいね
バックパッカーにとってはー
程よい国じゃないでしょうか(ざっくり)
トルコ名物トルコ人のお人好しは、彼らの都合に左右されるので正直振り回されます
英語が通じない上、トルコ語で何か言って去っていくので移動難易度も高めです
逆に物価は比較的安く、観光地も一級のものが多く存在しているので退屈することはないかと思います
料理も世界三大料理なだけあってどこで食べても失敗はないように感じました
つまり!大きな国で文化的にも地理的にも幅広いということです!
個人的な再訪は、、、しばらくあとになるかな
さようならトルコ
はじめましてジョージア
トルコで主食だった甘いお菓子(個包装1個20円)
ルームシェア時代の相棒がよく晩御飯代わりにお菓子やアイスを食べていて呆れ返ったものですが、まさか自分が同じことになるとは...
...くそー、甘いものうまい...