Out of This World

休学して旅に出る大学生の備忘録

イスラエルーエルサレム1泊2日弾丸旅行

 

 

白い街が有名なテルアビブはリゾート地なので今回は見送り、エルサレムにやって来ました

三大宗教の聖地ということで、複雑な関係性を保ちながらも世界中から巡礼者を迎えるイスラエルの首都(イスラエル政府自称)

 

 

イスラエル(Israel)🇮🇱

人口:8,157,300人

面積:22,072k㎡

首都:エルサレム

言語:ヘブライ語

通貨:新シェケル(ILS)=約30円

物価:★★★★★

 

物価は北欧を思い出すほどの高さです

コーラ300円

1番安いホステル1800円強

持ち帰りパックサラダ1200円

 

長居する訳には行かないので今回はエルサレムだけ1泊2日で周りアンマンに帰ります

 

キングフセイン(イスラエル側呼称アレンビー橋)の国境を越えて、昼前にエルサレム旧市街壁「ダマスクス」へ到着

 

まずは荷物を置きに宿へ

宿代が高い問題は物価以上に旅の敵なんですが、、、

 

綺麗!オシャレ!なんでも揃ってる!

 

 

1年前に出来たばかりのようで、洗濯機乾燥機は無料で使えるし、キッチンダイニング広いし、wifi早いし、テラス広いしと最高でした 

 

ヨルダンの宿は、お湯もトイレットペーパーもないし、WiFiはロビーだけで匂いのきつい場所だったのでとんでもない成り上がりです

 

 

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ハンモックでのんびり日向ぼっこしたいところですが、観光の時間も限られているので旧市街へ



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旧市街の壁

新市街側の街並みはとても清潔で近代的です


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旧市街の殆どはバザールで占められています

屋根あり屋根なし、肉屋通り屋台通り、いくらでも歩けます


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エルサレムのバザールでびっくりしたのは、その静けさです

トルコやヨルダンのバザール、ヨーロッパの市場と比べるとあまりの静かさに違和感を覚えます

 


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バザールの小道にひっそりと建つ聖墳墓教会

ゴルゴダの丘(キリストが十字架につけられた場所)に主の死と復活を記念して作られ、内部の小聖堂にはイエス・キリストの墓があります


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教会と言ってもホール型のものではなく、洞窟のような博物館のようなイメージです


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内部は暖かく、オレンジの明かりが居心地の良い雰囲気を作っています

 

 

さて、ここで復習です!


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この天井の穴の名前覚えていますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ローマの万神殿を初めいくつかの教会にあったオルクスですね

 

 

 

この後迷子になってしばらくさまようもなんとか嘆きの壁に到着


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男性用と女性用の祈り場が別れており、こちらは男性用の壁です

 

帽子で分りやすいからかも知れませんがやはりユダヤ教の人々が街の中にはとても多い印象です

 

壁に触れるととても滑らかな感触

これまで数えきれない人々がこの壁に体を任せてきたことを感じられます


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窪みに紙切れが沢山挟まっているのが見えますか?

これは壁にやってきた人それぞれの願いが書かれた紙片です

 

 

前半で静かなバザールと書きましたが、北東部だけは例外です

謎の渋滞につかまり子供からお婆さんまでおしくらまんじゅう状態

普段手ぶら行動の僕もさすがにポケットから財布と携帯だけは取り出し、握りしめて乗り切りました

 

 

 

手ぶらのいい所は現地人に見られることです

肌の色は違っても、一人でなにも持たずに歩いていると基本的に客引きが声をかけて来なくなります

後は走れるのも便利です

強行軍が多いので、「日の入りに間に合わない!」「お店が閉まる」と焦った時にすぐ走り出せます

 

 

 

まさにこの時夕陽を眺めにオリーブ山へ向かっているところでした

最近は悪天候のため街歩きが少なく、体がなまっているので走ってリハビリ


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通り道にゲッセマネ

今日は国境越えで朝が早かったので、ここで休んだら僕も寝てしまいそうです

 


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オリーブ山からの景色

少し霞んでしまいました


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イスラエルの東壁が見えています

手前がオリーブ山一面に並ぶお墓たちです

石造りの長方形の墓石にアラビア文字が敷き詰められています

花がないので白の一体感が出ています

 

 

 

 

ぐるっと5kmほど歩いて宿へ

キッキンが使える宿は2週間ぶりで、無駄に持ち歩いていたパスタ500gを待ってましたとばかりに茹であげます

 

 

 

...お腹破れる

 

 

さすがに500gは空腹でもきつすぎますね

後半は味わからずに口の中に押し込んで完食

 

これでエジプトまでは持つはず!

 

 

 

2日目

 

エルサレムは見るとこ見たので宿まわりをぶらついてヨルダンへの帰路に着きます

 

 

隣のベッドだった台湾のジーナ姉さんが同じルートなので一緒に向かうことに

ジーナ姉さんはベテラン旅人

「10年前に私も半年かけて世界中旅したわ

今でもいろんな国にいくけれど、家族や姉妹たちからは変人扱いよ」

 

 

キングフセイン橋の往復については別記事にまとめます

 

 


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アンマン行きのセルビス(乗合タクシー)でずっと遊んでいた男の子(1番前の席)

 

 

ヨルダンの記事でも触れましたが、バスターミナルが市街地から遠いので、タクシーと交渉

 

5JDより安くはできない!そんなタクシーないよ!

 

いやでも、この前あったんだけど...

 

OK!5JDだ!

 

いやなんもOKじゃないから!

 

ってやりとりをしていると、国境で一緒になった横須賀在住の匡伸くんUberを呼んでくれました(2JD)

外国でアプリを使って安いタクシーが呼べるなんてすごい時代

 

 

その後3JDでいいって言ってくれたけどもう遅い

タクシー運転手の収入が厳しいのも、レンタルしてガソリン代を払って、大手より高くなるのも理解はできる

けど、観光客だからって倍の値段をふっかけるのはどうしても印象悪くなっちゃいますね

 

 

 

Uberアメリカの大手タクシー会社、日本ではUber eatsとしてここ数年出前配達が有名になってきています

 

 

大学時代にアルバイトをさせてもらっていた横浜のお蕎麦屋でもUber eatsに登録していたんですが、配達先がみなとみらいの高層ビルなんてこともあり

 

 

「そばのびるだろ」

 

って思ってました。

 

 

とはいえ好きなお店の料理を家で気軽に食べれれば嬉しいこと間違いなしですね

 

 

次の目的地アカバ行きのバスが18時

 

どうやって時間潰そうか

 

 

匡伸くんがホテルが近いということで夕食に付き合ってくれました!

しかもアンマンは先輩なのでモールに連れて行ってもらい、、、

 

 

 

え?どこここ?


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アンマンだよね?


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これが?


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これ?

 

あまりの近代的ショッピングモールに圧倒されながらMasterCard利用で無料のチーズバーガーを注文

 

匡伸くんは休暇を使って中東旅行中

イスラエルではパレスチナ自治区にも行ってきたそうで、リアルな話を聞かせてもらいました

 

子供たちの物乞い、物売り、ユダヤ人の敵対心

リアルな話が聞けて考えさせられたけど、自分がその場にいたらどう行動するだろうか

 

自信を持っては答えられませんでした

 

 

さて、バスに乗って海辺のリゾート地アカバへ向かいます


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たまには誰かと一緒に動くのもいいですね

それぞれが知識を持ち寄ったり、調べたり、なによりいつもの退屈な移動が会話で楽しくなるのが1番です

 

 

2人ともありがとう

 

 

 

追記︰すっかり忘れてましたが、準備時間が確保できればイスラエルはカウチサーフィンが便利です

ホストも調べてみたらかなり沢山いました