インド(モレ)→ミャンマー(タム)国境越え
インド極東部の観光を終え、隣国ミャンマーへ
実はこの陸路国境、去年の夏に開かれたばかりなんです
(開かれた国境は2箇所、マニプル⇔サガイン・ミゾラム⇔チン)
正確に言うと、国境としては開かれていたものの、外国人は通行することが出来なかったんですね
警備付きだったり、パーミットが異常に高かったり一応超える手段はあったようですが、正式に旅行者として抜けられるという知らせは世界中のバックパッカーにとっては去年1番の大ニュース!
加えて加えて同時期から日本人旅行者のミャンマー観光ビザが免除になりました!!
23歳での旅は自分では遅かったと思っていたんですが、ビザ環境はベストでした
はい、ではマニプル州モレからサガイン州タムへ国境越えてみます
まずインド側で訪れることになるのはモレ隣の都市インパール(インファール)
バングラデシュ国境北側のグワハティからバス、もしくは飛行機でアクセス可能です
インパールからモレは乗合バン(500Rs)で行くことかできます
停留所はここ
ピンを指すところがなかったので近くのガソリンスタンドにさしていますが、交差点のあたりに1台2台バンが停まっています
市街地からトゥクトゥクを利用する場合moreh parkingで伝わります(10~20Rs)
僕が乗ったのは最後の便でしたが、満員でしたat15:30
山道を進むこと約4時間
道は恐ろしく悪いので飛び跳ねます
インド東部の道路は、ヨーロッパから陸路移動を続けてきた旅の中でもトップクラスの苦痛でした
夜着なのでモレで1泊(シングル200Rs)
お世辞にも綺麗な宿ではないですが、充分泊まれるレベルでかなり安め
外国人が泊まれる宿は限られているので探さなくともそこで下ろしてくれるはずです
インパールは宿がどこも高い(安くても1000Rs)ので夕方の便に間に合えばモレまで行った方がいいと思います
国境越えもあるので、インパールからだと朝イチの出発でミャンマー側タム→マンダレーのバスに間に合うかどうかという所でしょう(時差1時間)
翌日正午に国境越え
ゲートに向かう途中にある寺院
ゲートが2箇所あります
通行できるのはこちら
地図上一端国境超えちゃってますが大丈夫です
軍のセキュリティポイントを通過し、橋を渡らずにイミグレーションオフィスに向かいます
途中にあったお墓
モレは採石の町らしく、川沿いの石切場では住民が延々石を砕いています
そしてイミグレーションオフィスがこちら
誰もいない・・・
みんな どこへ いったのかな?
しゃくだから Tomoは うたってやった。
おおごえで めちゃくちゃのうたを。
って絵本を思い出すくらい誰もいない
仕方ないので国境の橋へ戻ってセキュリティに聞いてみます
「今日はリパブリックデイだからね。インド中のオフィスが休みだよ」
え?それじゃあ今日は越えれないってこと?
「いいや、いつでもどうぞ。歩いて10歩でミャンマーだよ」
いや、でもそれってつまり...
ま、いいって言うならいいか!!
ということでミャンマー入国
つまりそれはインドを出国していないということ
スタンプも記録もないので、いつか僕の実家にインド情報局の人が訪れるかもしれない
インドだから大丈夫だろうという過信
橋を渡った先にミャンマー側イミグレがあり、ビザなしでスタンプ
タムの町まで歩いて2km程
道路沿いにはタナカ(ミャンマーの天然木化粧)を塗った人々
ミャンマーーーー!!!!!
と心の中で叫びました
この時、あぁ僕の旅は終わったんだな。と思いました
難度的なことや距離的なこともありますが、何よりアジアに帰ってきたんだというホーム感が凄かったんです
時差を調整して2時
町の入口にいくつか並んでいるマンダレー行きの乗り合いバンの中かから、安かった20000KAT(1400円)のトヨタでマンダレーまで15時間の旅
休憩ポイントの子供たち
右「俺これでいかだ作って海賊王になる」
左「お前ちょっと一旦落ち着け」