ヴィリニュスで教会巡り【旧市街30教会写真付き】
リトアニア北西部シャウレイを経由して首都ヴィリニュスへ
ヨーロッパ諸国の移動はバスが安く便利です
深夜に到着したヴィリニュスはとても静か
タリンやリガとは一味違った雰囲気を感じつつ今夜の宿B&B&B&B&Bへ
1階がバーでとてもオシャレな作りです
そしてホテルの前には長蛇の列
今日は土曜日、バーではクラブのような盛り上がりでスモークがすごい
宿泊客は入場無料らしいので見に行ったんですが飲まずに出てきちゃいました
気持ちの切り替えが下手なのでバスの睡眠モードから盛り上がれませんでした
早朝
荷物を宿に預け(だいたいどこの宿でもその日の観光中は荷物を預かってくれます)
徒歩でヴィリニュス観光開始!
リトアニア(Lithuania)🇱🇹
人口:3,250,000人(静岡県と同規模)
面積:65,200k㎡(北海道2/3個強)
首都:ヴィリニュス
言語:リトアニア語
通貨:ユーロ
物価:★★★
リトアニアは敬虔なキリスト教国であるためヴィリニュス旧市街は教会の数が半端じゃありません
とりあえず到着前にマップで調べた感じでこのくらいあるのでハードスケジュールです
ということで、どんどん行きます
日本語に訳されていない場所もあるので英語表記混ざりますが無理やり訳しているものもあります
Charch of all saints
ちょうど礼拝中だったので参加
大戦中、ユダヤ人ゲットーへの道にあったこの教会はゲットーとトンネルで結ばれ、人道支援を行ったそうです
今日が日曜日なことすっかり忘れていました
図らずもいい日に教会観光ができて良かったです
もちろんリトアニア語進行なので、なんの話なのかは分かりません。単語だけ拾ったところではおそらくパウロの伝道
聖テレサ教会
祭壇はリトアニア一豪華なそうで、ステンドグラスが素敵でした
門の中
三位一体教会
旧市街の入口夜明けの門
逆側(外側)からみるとこんな感じ
小さな祈祷所があります
聖霊教会
ここも礼拝に参加
ロシア正教は初めてですが神聖な雰囲気の中静かに行われていました
聖カジェミェシュ教会
トップに王冠がついています
聖母マリア教会
Church of the Ascension of the Lord
ここは市内でもかなり古い建物で閉鎖されています
大戦中は病院などに利用され教会として利用された期間はごくわずか
訳すとキリストの心教会
丘の上から一望
ここから見ても教会の尖塔の多さが分かります
ウジュピス教会
実はここウジュピス共和国という0.6平方の独立国(もちろん未承認)
アーティストの多かったこの地域、リトアニア独立後も復興が後回しにされ、耐えかねた住人が独立宣言したそうです
年に一度独立記念日には入国審査があるそうで、国の司祭や国旗等もあるそうです
ウジュピス地区にはこういった廃墟のような雰囲気もあります
壁アート
ここが中央広場にあたります
並び立つ2つの教会
こちらが聖フランシス・ベルナルド教会
元はゴシック様式ですが、ルネッサンス、バロック様式の改修もあり要素満載の建築です
礼拝が始まる所だったので参加してきました。観光客も多くスピーカーで外まで説教が聞こえます
ちなみにカトリックと正教会では礼拝中に何度か十字をきる場面がありますが、その順番が異なります
東方正教会-頭→お腹→右肩→右肩
カトリック-頭→お腹→左肩→右肩
です。ヨーロッパ観光やクリスマスに礼拝に参加した時はぜひ真似してみてください
何か感じられるかもしれません
こちらが聖アン教会です
教会遺産博物館
教会なのに博物館とは不思議な感じですね
元々はカトリック教会です
聖Theotokos教会
ロシア正教の総本山でしたがカトリックや大学図書館として利用されてきた歴史を持ちます
聖パラシュバ教会
いろんな聖人の教会(名前が長すぎる)
聖ジョン教会
ヴィリニュス大学の管理で学生のコンサート会場としても利用されています
Divine mercy charch(神聖な慈悲)
「慈悲深いキリスト」の絵が有名
10ヶ国語で書かれた石版の日本語は、私はあなたを信頼します。でしたが、trustの訳は「信じます」の方がしっくりきそう
祝福の精神教会
聖イグナティウス教会
聖Kryzaus教会
Cathedral Basilica of St. Stanislaus and St. Vladislav
ひときわ大きな教会と広場、市街地北端に位置しており、公園などの緑地も広がる憩いの場といった感じです
リトアニア最大の教区を持つローマカトリックの総本山です
大きいです。内装は素朴ですが、他のゴシック建築では味わえない迫力があります
先述の公園を歩いているとなにやら高い建物発見。
もちろん登ります
ゲディミナス城跡
建物の頂上まで登りヴィリニュスを360度見渡すことができます
旧市街は赤色の屋根とたくさんの尖塔が中世の雰囲気をこれでもかと醸し出しています
よく見ると少し先にもう少し高い丘
もちろん登ります
3つの十字架の丘
軽い登山でしたが最高の景色です
旧市街は歩くのももちろんですが、こうして高いところに登って一息つくのも楽しみ方のひとつかなと思います
下りは違う道で
聖ペテロパウロ教会
この2人はどこの街でも一緒のことが多いですがなぜなんでしょう
内装はシンプルな白ですがよく見てください!
この細かい彫刻!建築後100人を超える彫刻家の手により30年をかけて2000の彫刻が出来上がりました
祈りすぎてなにか降ってきた
と思ったら空港でした
夕暮れの河川敷散歩も大好きです
右手に見えるのはラファエル教会
聖ジョージ教会
ここも入口が見当たらなかった。正面の門は閉まってたので終了だったのかな
Church of the Assumption of the Blessed Virgin Mary
同じく時間切れで外からです
聖フィリポヤコブ教会
KGB博物館によって公園でのんびりしていると鐘の音
18時半に鳴るということは時報ではなく夕拝の合図かな?
かなり大きな教会 礼拝始まったところでした
リトアニア語と手話通訳を必死に解読しようとしましたが分かりませんでした
聖歌隊のいる礼拝が初めてで、歌声だけでも行った価値がありました
4つも礼拝に出たので日が落ちてしまいましたね
Evangelical Reformed Church
聖キャサリン教会
コンサート会場として有名で、ロックのライブも行われているそうです
のこり3つ急がないと!
餃子屋さん発見
コメが食べたすぎて入店
不思議なメニューでしたが牛丼はしっかり牛丼でした
聖ニコラウス教会
完全に時間切れですね。地元の裏路地の教会はライトアップもないので見づらくなってしまいました
ごめんなさい
ここはリトアニア最古の教会です
天国のマリア教会
といったかんじ
聖Mikalojaus教会
戦争中に弾圧され市内に40以上あったユダヤ教会の中、今も残るのはこの教会1つです
以上!
日曜日ということで、礼拝中の教会や撮影禁止の教会もあったので内部の写真少なくてすみません
また現在は教会堂としてではなく博物館や遺跡となっている場所もあるのでもしヴィリニュス観光中にミサを体験してみたい方は、事前に時間等調べていくといいです
基本的に入場は無料で、キリスト教徒ではなくても参加できます
教会は建築家や芸術家、歴史を通してみるのも一見の価値がありますが、やはりそこに集まった人達と時間を共にすることで本来の意味で教会ごとの空気を味わうことが出来ると思います
いやー一日に30教会と4つの礼拝は人生最多でした!
心が洗われたと言うよりもはや漂白されました
深夜のバスでヴィリニュスを後にします。
これでしばらくは旅路も守られるでしょう。