Out of This World

休学して旅に出る大学生の備忘録

トビリシでアゼルバイジャンビザの取り方

 


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文字が読めません

英語も通じません

ここ数日はロシア語を勉強しています

 

Как дела братан!(元気かよ 兄弟!)

 

 

さて今いるのはアルメニア

ジョージアから陸路で入国しました

 

分かりますよ

どこ??

って感じですよね

 

 

未だに旧ソ連領の国々は日本にとっては未開の地

これは果たしてアメリカのプロパガンダでしょうか

 


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ソ連らしい建物

 

 

アルメニアアゼルバイジャンジョージア(旧名グルジア)三国を総称してコーカサス三国といいます

 

カスピ海黒海に挟まれ、北にロシア、南にイランというユーラシア大陸のど真ん中ですね

 

この三国と周辺国はご近所ながらちょっと関係が複雑

入出国とビザについて少し情報を残しておきます(2018.12.9)

 

 

 

、、、の前に各国の簡単な立ち位置を紹介しておきます

これが分かっていると回る順番、国境や街の雰囲気にも納得出来るはずです

 

 

 

 

ジョージア(支援者:アメリ)

 

北のロシアと領土問題でバチバチしているため仲が悪いです

おかげでアメリカが仲良くしてくれるので雰囲気は西側ヨーロッパに近く、米露の緩衝地帯

南に位置するアルメニアアゼルバイジャン、トルコとは比較的良好な関係です

 

 

アルメニア(支援者:ロシア)

 

アゼルバイジャンと休戦中ながら一部アゼルバイジャンの地域(ナゴルノ・カラバフ)を実効支配しているため猛烈に仲が悪く国境が封鎖されています

この地域は独立政府が存在し、ビザも発給していますが、持っているとアゼルバイジャンに入国はできません(日本大使館の職員いわく銃撃戦も頻発しているそうです)

 

西のトルコとも領土問題で対立し、国境は開かれていません

ということで北のジョージア、ロシアとは仲良しです

あとは文字系統や文化の近さからトルコを飛ばしてギリシャともお互いにラブコールを送っています

 

 

 

アゼルバイジャン(支援者:トルコ)

 

東にカスピ海を有し石油が豊富なため経済発展中

アルメニアへの嫌悪感が強くジョージアとはほどほど

コーカサス三国で唯一日本人がビザを必要とする国です

空路でのアライバルが一般的で、隣国ジョージアの大使館でもビザが取得できます

日本人だけ何故かビザ代無料という特別待遇です

 

 

 

point

・三国の周り方

アゼルバイジャンビザの取り方

・イランビザについて(おまけ)

 

 

 

いくつかブログを眺めたところ、アゼルバイジャンアルメニアの入国の順番が重要とのことでしたが、ナゴルノ・カラバフに行かない限り

 

関係ありません

 

どっちの順番で回っても入国拒否されることはありません(日本大使館情報)

 

ただアゼルバイジャンを後にすると荷物検査でアルメニア土産が没収されるそうです

 

 

 

つまりアルメニアに関しては特に気にせずジョージアから陸路入国して大丈夫です

 

 

 

問題はアゼルバイジャンの方ですね

空路で首都バクーに飛べば簡単ですが、飛行機代を節約したいバックパッカーも多いはずです

 

 

そんなバックパッカーの1人としてジョージアの首都トビリシアゼルバイジャンビザ取ってきました

 

 

必要なもの

・パスポート(手元に残して置けます)

アゼルバイジャンでのホテル予約確認書

⚠プリントアウト必須

日本大使館からの推薦状

・申請書(大使館で記入)

 

 

大使館の場所はこんな感じです
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家のマークが大使館

上がアゼルバイジャン大使館、下が日本大使館で、図らずも僕の宿はその真ん中でした

 

 

観光スポットから日本大使館までは歩いて30分弱

まずはこちらに向かいます

 

 

 

大使館内は撮影禁止なので、携帯も何もかも預けて中へ

 

中に入るとアゼルバイジャンビザ?と聞かれるので特に何も説明する必要は無いです

 

 

簡単な書類に記入して待つこと10分

日本人の職員の方がリコメンドレターを持ってきてくれました

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アルメニアに先に行く予定なんですが大丈夫ですかと確認してみました

 

 

ナゴルノ・カラバフのビザは退避勧告が出ているので避けてください

 

その他の地域を回った日本人観光客が入国拒否をされたという報告はどちらの国からもないので大丈夫でしょう

 

 

とのこと

 

 

これで安心してアルメニアへ向かえます

 

 

 

 

次はアゼルバイジャン大使館

 

大通りをバスが通っているので、どのバスに乗っても近くまで行くことができます

歩いても15分程度です

 

 


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アゼルバイジャン大使館の隣にこんなツアー会社があります

ホテルの予約確認書が紙で必要なので、用意できなかった方はここで2ラリ(84円)で印刷してくれます

(お約束のbooking.comでキャンセル無料の宿を予約しましょう)

 

 

書類が整ったら大使館へ

今度は携帯電話の電源を切って中へ入ります

(ビザ申請の時間は9:00~12:30)

 

 

書類に記入して提出

3ページありますが後半はNOと答える質問ばかりなので特に困ることは無いです

 

提出する時にスタッフが簡単に加筆修正してくれます

 

 

 

金曜日の4時に取りに来るように言われパスポートを返却されました(三日後)

パスポートをホールドされないので、土日を挟んだり必要日数が長い場合には、アルメニアに行ったりもできます

 

 

〜三日後〜

 

ビザの受け取り時間は16:00~17:30

4時前から10人程待っていたので待ち時間含め30分ほどかかってビザ受け取りf:id:discimus:20181209223241j:image
(顔隠したのは個人情報とかではなく単に恥ずかしかったからです)


 

アルメニア入国時このビザがあったので予想通りスキャンやら質問やら時間がかかりました

ホステルの番号や住所を控えられますが、特に嫌な顔もされなかったのでやはり旅行者は大丈夫でしょう

 

 

 

むしろ一緒に入国したインド人のVepulの方が随分念入りに審査されてました

 

 

 

ついでにイランビザもここトビリシで取ろうかと考えましたが、一週間以上かかるとのことだったので今回はアライバルにします

 

 

イランも同じく空路ではアライバル(こちらは情報では65ドル)、陸路では事前のビザ取得が必要

 

イラン国内在住の人からの招待状が必要な場合があるので、簡単に取れるトルコ(トラブゾン)、ジョージア(バトゥミ・トビリシ)で取っておくのがおすすめです

 

 

アゼルバイジャンは入国した後情報追記します

 

追記

アゼルバイジャントビリシから夜行列車で入国しました

入国時に軍人さんに車両の隅へ呼び出され面談がありましたが、特にアルメニアに関して質問されることはありませんでした!

旅行者が増えてきたのかもしれないですね

他にも詰まることは無く、写真を撮って行き先を終了です

 

なんだか拍子抜けですが、良かった良かった

 

 

 

 

こっちが先になってしまいましたが、ジョージアの観光情報も頑張って書いているので楽しみにしてて下さい


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お酒が美味しい

食事が美味しい

人が優しい

何もかも安い

 

 

天国だ〜沈没したい