Out of This World

休学して旅に出る大学生の備忘録

ジョージア【バトゥミからトビリシ観光】

 

 

今更ですが、ブログ名の''Out of This World''は有名なマジックのトリックから貰っています

 

 

トランプ52枚の表を見ないで赤と黒に分けること、あなたなら出来ますか?

 

マジシャンならできるかもしれませんね

 

しかし、このマジックではあなたが直感で分けた2つの山札が、見事に赤と黒に別れます

 

このエンディングを見て、自らの手で適当にわけた観客が感じるのがOut of This World!(この世のものとは思えない)

ってなわけです

 

 

実は個人的にこのトリック長いのであまり好みではありません

短くしたり簡単にしたり派生もいくつかあるんですが、仕事だったりストリートでやったことはないので苦手な部類です

 

 

そんなのは置いといて

 

 

Geogea is out of this world!

 

 

 

ジョージア(Georgia)🇬🇪

人口︰3,720,400人

面積︰69,700k㎡

首都︰トビリシ

言語︰ジョージア

通貨︰ラリ(GEL)=約42円

物価︰★★

 


トルコで野宿してヒッチハイクしたところからですね

 

 

コーカサス三国ではロシア語が共通語になるので、マルシュルートカ(バス)で港町バトゥミへ向かいます

 

80円

 

何もかも驚くべき安さです

 

到着!


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バトゥミ黒海に面したオシャレな港町で、高級ホテルやカジノの建つリゾート地ですね

 

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海浜公園はさすがにシーズンオフでほとんどのお店はしまっていました

 

 

この位の季節が気温もそんなに低くないので過ごしやすいです

 


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海ー!!

 

黒海はかろうじて地中海と繋がっているものの殆どは河川から水を得ているので塩分濃度は薄いそうです

 

 

...つまり浮きづらいってことです

 

 

ということで泳がずに海岸沿いでくつろいでf:id:discimus:20181211213820j:image

 

人も少ないので練習程度にパフォーマンス
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おもちゃ屋さんの店主に話しかけられました

 

 

せっかくそんなタレントがあるならうちの店で集客してくれないか!?

 

ってことで行ってきましたおもちゃ屋さん
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このお店の前でパフォーマンスさせてもらい、お小遣いももらって25ラリ(1000円ほど)ほど稼がせてもらいました

 

 

 

一日でしたが、バトゥミは来て良かったです

散歩で一通り見て終わってしまったけれど独特な建築も沢山あってオシャレな雰囲気でした

 

アゼルバイジャンビザのために急ぎ足で首都トビリシ

 

 

マルシュルートカで20ラリ

時間にして6時間半といった距離です

 

 

到着したのは深夜2時

バスターミナルは街から離れているのでいつも通りのんびり歩きます

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上にライトアップって新しいですね

バイパスの繋がる大きな交差点です



行き道で出会うお店はどれもジョージア

 

でもロゴってのはすごいですね

読めなくても分かっちゃう

 

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サブウェイなはず

 

H&Mは写真撮り忘れました

にしても変換する必要あるのかな

 

 


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クリスマスムードも久々です

クリスマスはどこにいるんだろう

 


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まだまだ歩きます

 


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いい宿を発見したので今日はこの中で寝ることにします

やっぱり安い国でも、3時間4時間寝るためにお金を払うのは気が進まないです

 

 

4時間ほど寝て8時前に宿に到着

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booking.comという有名なアプリで210円、評価10点満点の宿を発見したので怖いもの見たさに予約したんですが、、、大丈夫かこれ

 

 

 

 

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あと5回くらい言いますが最高の宿でした!!

100%10点満点つけます

写真は管理人のマナナ


マナナの息子がオーナーなんですが、基本的には日中マナナが宿にいて、夜はロシア人の女の子二人が止まりながら番をしている感じです

 

マナナはロシア語のみで、英語はほとんど分からないんですが

Good boy tomo 

といつも可愛がってくれます

 

 

あの物価が安いエジプトでさえ、630円払って快適な宿とは到底言い難い軋む2段ベッドに苦労したものです

 

 

ここは最高のベッドと暖かい布団、アットホームな雰囲気に素晴らしいルームメイト達と完璧な宿でした

 

 

ここで知り合ったベラルーシミシャと、インドビプルアルメニア旅行にでかけるのはまた別の記事

 

 

 

ジョージアは観光スポットが点在しています

 

自然豊かな国なので雪山や渓流ラフティングが1番人気

 

次いで伝統的な村や教会のある街、遺跡など

 

 

さて、どこに行こうか悩みます

一番人気の カズベキ

 

 

雪が綺麗な田舎

食事も美味しい

 

 

...

 

それ北海道じゃね?

 

 

日本に戻れば嫌でも雪を見ることになるので今回はパス

 

 

トビリシ観光をしながらのんびり決めます

 

 

街の中心シオニ大聖堂
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時間を告げる鐘が大小あって、オシャレなリズムでした

 

 

 

日本人ですか?

と話しかけてくれたお姉さんにおすすめされた小さな滝

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ジョージアの観光客はフィリピンと中国からが多いらしく、日本人は珍しいんだそうです

 

 

上を見上げると崖に経つホテルやお店

 

さすがにここには泊まりたくないな〜f:id:discimus:20181211224837j:image

そしてお約束「愛の南京錠」

 

 

ちょうど日が落ちてきてライトアップが始まりました

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この滝のすぐ近くに「No.5」という有名な温泉があったので行ってきました

 

入浴料5ラリ+タオル2ラリ

 

 

トルコにはハマムという浴場があるんですが、アカスリマッサージサウナのような感じでした

 

 

とにかく、お湯がぬるかったりシャワーやサウナだけだったりするんじゃないかと心配していたものの

 

 

日本の温泉でした!!

みんな裸になってシャワーを浴びて浴槽に浸かります

 

温度も42度くらいあって芯まで温まれます

 

 

まさか温泉に入れるとは

事前には知らなかったので嬉しいサプライズ

 

 

地元民のおじいちゃんたちばかりで、アジアの若者は珍しかったのか、たくさん話しかけられました

 

日本ではこういうんだよ。と日本語をひとつ教えてきました

 

ごくらくごくらく〜

 

 

体があったまった所で、夜景を目指して、丘の上に立つナリカラ砦を目指します

 

ロープウェイでも行けますが、まだ時間が少し早いので足で行きます


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ロープウェイで登って、歩いて降りる人が多いのか下りの人達に沢山会いました



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道を間違えたらしい

 

けど、登ってみます


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頂上にたつ十字架

 

そして最高の時間に頂上から眺めた夜景

 

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街がコンパクトなので夜景もまとまりがありますね

所々カラフルなのも綺麗でした

 

 

 

 

ナリカラ砦からロープウェイを越えて進むとジョージアの母の像

手に待つワイン勇猛友好を示すジョージア人の心です

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斜面ギリギリに、街を見下ろすように建っています

 

 

この日はこの辺で切り上げてスーパーのお惣菜とワインを買って帰りました

 

 

そして宿の仲間たち
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インドベラルーシ南アフリカ

そして日本

世界の端っこからこんにちはって感じです

 

 

ホステルにいると世界中のニュースや文化、意見を聞くことが出来て、それだけでもプチ旅行をした気分になれます

 

 

僕も負けじと喋るんですが、なんせ日本という国は独特すぎて説明が難しい

 

 

日本人がなぜこんな文化を持っているのか

歴史や背景を説明しながらも、彼らの持ってる「忍者と侍の守る謎多き未来大国ジャパン」の誤解を解いていかなければならないんです

 

 

 

切腹は侍にとっては名誉ある死の形でもあってね...いやいや今は侍はいないよ...練習しても忍術は使えないって...天皇はまぁ今は象徴だけど神風の時は神のような...神道は宗教と言うより根底...それたぶんラーメンじゃなくてそばだね...その写真も京都じゃなくて厳島神社だから広島だね...ソウル?それは韓国!...北海道?それはロシア!...日本の女の子が子供みたいに振る舞うのはなんでか??しらんわ!!!」

 

 

(⚠↑北海道は日本です)

 

 

とにかくみんな知ってる日本語ぶつけてくるので、会話がキャッチボールどころか地獄の千本ノックになることはめずらしくないです

 

 

 

翌日旧ソ連のメトロを使ってステーションスクエアのバザールへ

南アフリカから来ているロニーじいちゃんと一緒です

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銀座線くらい深いです


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駅は簡素で防空壕のよう

 

最大のバザール

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食材、衣類、雑貨、貴金属、なにもかもがあります
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丸裸にされたチキンたち

 

ロニーに背中を押されて階段でパフォーマンスしているとポイ(ファイヤーボール)パフォーマーの女性に話しかけられましたf:id:discimus:20181211232003j:image

2人でコラボしたんですが、ポイのダンスに比べてコンタクト地味!!

 

 

スーパーもすっかりクリスマス
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おちゃめなロニーじいちゃん


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陽気なインド人のビプル

 

 

 

ある朝

ロシアのカザンからやってきた自然系旅人夫婦のプチコンサート

旦那さんはハンドパン、奥さんはフルートのような楽器でパフォーマンスをしながら旅をしているそうです
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2人の薬指には指輪ではなくハートのタトゥーが彫ってありました

 

 

 

いやー随分長い記事になってしまいました

これでも削った方なので許してください

 

それでもまだまだジョージアの魅力は伝えきれていないのでもうひと記事書く予定です

 

急がないとアルメニアを終えてアゼルバイジャンに入ってしまいそうです

 



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紹介を忘れていたツミンダ=サメバ教会(写真だけ)