Out of This World

休学して旅に出る大学生の備忘録

ホステル・ドミトリーてどんなとこ?【世界の安宿紹介】

 

 

世界を旅するバックパッカーと言えばよく現地の人に質問されるのが

 

「お金はどうしてるの?」

 

もちろん、それぞれある程度のお金は稼いで持ってきているわけですが、その金額というのは通常の生活からは信じられないような少額です

 

20万円で世界一周なんて強者もいる程です

主な支出内訳は「移動費」>「食費」>「宿代」というのが普通でしょう

 

食費より宿代が安いってどういうこと?

というのはごく自然な疑問です

 

ということで今回はその3大支出の1つ「宿」に関してざっくり紹介していきます

 

バックパッカーが泊まるような宿をホステル又はドミトリーと言います

 

日本ではまだまだ定着していない文化なので聞きなれない言葉かと思います

逆に日本にはカプセルホテルという独自の文化があったりしますね

 

ホステルとは安宿の総称

内容は同じでもホテルの中に安い部屋があったり、ゲストハウスユースホステルなどと名称は様々

その中でもとびきり安い部屋というのがドミトリー

4人から多い所で20人ほどがひとつの部屋に泊まるというシンプルな発想です

 

国によって、ヨーロッパか東南アジアかといった地域によって値段や雰囲気は大きく異なります

 

百聞は一見にしかず!

どんな所か世界の安宿の写真とともに見ていきましょう

 

まずは外観から

 

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(インド-リシケシュ150円)

 

ホステルという文化はバックパッカーの文化と共に発展途上であるため、イメージよりも新しく綺麗なところが多いです


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(タイ-パイ500円)

 

田舎の観光地へ行くと広い土地を活かしたコテージのような場合もあります

 

中へ入ってみましょう


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(フィンランド-ヘルシンキ1500円)

 

北欧ということでやはり安宿も高めです

ホテルよりもだいぶこじんまりとしていて部屋がびっしりという場合が多いですね


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(ベトナム-サパ400円)

 

鍵はあったりなかったりしますが、お互い盗まれる物も少ないので案外オープンだったりします

 

肝心のベッドの部屋はこんな様子

 


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(イラン-テヘラン700円)

 

ここは四人部屋でした

ベッドはピンキリでギシギシいうパイプベッドから心地よい木製ベッドまで、こればっかりは実際に見て見ないと分からないことが多いです

 

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(リシケシュ同上)

 

こちらもよくある質問ですが

「ドミトリーって女性もいるの?」

 

たくさんいます!

 

僕の場合はむしろ女性のいないドミトリーに出会う方がまれでした

海外では女性の一人旅二人旅もかなり根付いているようですね

 

男性と同室が心配な女性は、宿を予約する時点で【男女混合】【女性専用】を選べますよ

女性だけの20人部屋がどんな感じなのかは僕が男なのでわかりません笑


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(イタリア-ヴェネチア1300円)

 

人数が多いことで友達を作る機会も増えますが、夜のいびきや電話で寝れないこともしばしば


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ロッカーだと入らない荷物もベッド下なら安心スッキリ

 

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(インド-アムリットサール無料)

 

無料の宿でもベッドはしっかり

数人で泊まる場合はダブルルームトリプルルームが安いこともあります

 

続いてはホステルの醍醐味コモンルーム

個人的にはこれが1番重要


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(アゼルバイジャン-バクー350円)

 

テレビを見たり、おしゃべりしたり、部屋が睡眠専用のため、観光後も元気なバックパッカーはここに集まってみんなで夜まで語り合います


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(ベトナム-サパ400円)

 

ダーツにテーブルフットボール、ビリヤードと娯楽は様々

アジアではカフェバーが併設されていてさらに賑やかになります


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(ジョージア-トビリシ200円)

 

バックパッカーの中には音楽ができる人が多いので、即興演奏会が開かれるなんてことも

 

 

アジアではあまり見かけませんが、外食の高くつくヨーロッパではホステルにはキッチンがつきもの


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(ヘルシンキ同上)

 

貧乏旅人たちが思い思いに故郷の料理や軽食を作ります

稀にプロフェッショナルな人がいると大人気、料理を振舞ってくれたり交換したりとここも大切な交流の場

 

宿によってはコーヒー紅茶がフリーで昼時はカフェのようになるキッチンも

 


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(ポーランド-クラクフ700円)

 

やはり人気は朝食

サンドイッチやコーンフレークに4ユーロも5ユーロも使うのは贅沢なんです

アジアでは朝食が付いている宿も多いです

 

ちなみに僕がヨーロッパをまわっていた時は、持ち運びの便利さもあって毎日激安パスタでした

 

 

さて、コモンルームとは別に屋上なんかのあるホステルもあります


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(テヘラン同上)

 

こちらは主に喫煙者が集まることが多いですね

仕事やSNSのために騒がしいのが嫌いな人が黙々と画面を眺めている場面にも出くわします

 

ホステルとひとくちに言ってもその設備は千差万別

賑やかなところから静かなところ、アットホームなところからホテルのようなところまで

 

ビール飲み放題市内無料ツアーなど驚くようなサービスを求めて宿を探すのも楽しいものです


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(ベトナム-ハノイ450円)

 

こちらはビール飲み放題の宿の屋上

英語が喋れないなんて関係ありません

お酒があればみんな友達


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(イスラエル-エルサレム1800円)

 

南国の日差しの中バルコニーで旅の疲れを癒しましょう♪

 

東京で安宿を探してみたところ最安値は2300円

まだまだ日本の旅人事情は厳しそうです

 

安い国では100円~、日本や北欧、イスラエルでは1500円~と物価にもかなり左右されます

そんな高い国ではカウチサーフィン(無料の民泊)を利用するのも賢い選択

現地の人の家で郷土料理を頂き、穴場の観光スポットに連れて行ってもらえることも

 

国によって形態・値段は様々ですが、どの宿に行っても日本では出来ないような経験ができること間違いなし!

 

旅人の200円の宿なんて信用できない。なんて思ってませんでしたか?

宿代が浮けばその分ツアーに参加したり豪華なディナーを食べたりと旅行者にもいいことはたくさん

 

泊まっている現地人や海外の旅人たちとお喋りをして、みんなでおやすみと眠りにつく

そんな海外旅行はいかがですか??

 

 

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それぞれ値段が違ったりもするので場所によって使い分けるのも手です

 

あまりにも安い宿はシャワーが出ない、冷水、汚い、ベッドが虫だらけなんてことも稀にあるので、ストレスフリーに旅行したい方はクチコミや評価をしっかりと確認してから予約してください

 

以上!世界の安宿紹介でした!