Out of This World

休学して旅に出る大学生の備忘録

滝と市場と日本人【ルアンパルバーン】

 

 

日本って日本語しかないからすっごく便利ーーー!!!

 

なんて思ったことありませんよね

 

でも旅をしているとは沢山起こります

なんでこの人たち自分の国の言葉喋らないの?とか、なんで現地人同士で会話できないの?とか

 

日本でも、北海道出身者からすると、「沖縄人って同じ民族にしては個性強すぎるわ」と思ったりするわけですが、言葉が通じるからこそ、そんな文化の違いも理解し合えるわけです

 

もし僕がアイヌ語を話し、彼らがウチナーグチで話し始めたらそれはもう大混乱ですね

 

そんな国ラオス

40~70と言われる少数民族が存在し、それぞれに異なる言葉を話すため政府も正確に現状を把握出来ていないという民族の混沌です

共通語の識字率も近隣諸国に比べて低く、英語はもちろんほとんど通じません

 

 

ラオス人民民主共和国🇱🇦

人口:6,911,544人

面積:236,800k㎡

首都:ヴィエンチャン

言語:ラーオ語

通貨:キープ(kip)=0.013円

物価:★★★

 

国境から10時間をかけてラオスの古都ルアンプラバーンへやってきました

日本語でこの街を調べる時は「ルアンパバーン」という表記になるんですが、伝わらないのでラオスに行く方は英語準拠で覚えてください(実体験)

恐らく日本語にrの子音発音がないからだと思います

 

まずは宿探し

安くて綺麗な日本人宿があるということで向かいましたが、受付のスタッフが提示した金額は11ドル

え、booking.comでは6ドルだったけど

 

基本的に宿は広告料として宿探しのサイトに手数料を払っているはずなので直接行った方が安くなるはずなんですよね〜

(この辺国によってだいぶ違います)

 

ということで諦め、最終的に中華系の宿に8ドルで決定

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長い長い猫
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宿で飼っている人懐っこい猫ちゃんです

 

タイにいた時、パイの同じ宿で出会った韓国人のシオンが別ルートでルアンプラバーンに入っていると聞き連絡をとって一緒に街歩き
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アボカドサンド

東南アジアはどこもアボカドが大きくておいしい!

 

一緒にラオス観光の大目玉クアンシーの滝に行ってきました
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ツキノワグマの保護区域としても有名、街から20km離れた自然豊かな滝

 

観光客沢山でしたがトレッキングロードが空いていたのでちょっと険しい道から滝を目指します
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立っているのがシオン

隣は彼と同じ宿に宿泊している日本人、原宿のおしゃれ美容師ゆういちさん

 

タイから陸路を苦労してやって来たかいがありました!
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差し込む光、深緑、白く輝く水どれも綺麗です

 

こちらが滝と滝つぼ
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滝なので静止画ではいまいち伝わりませんが、穏やかながらも迫力ある滝です

 

脇道から滝の上へと登ります
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景色はまるで山登りのような気分


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滝の上は水泳スポットになっており、元気な欧米人達が水着で泳いでいます

 

滝の側面から1枚
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無事心を洗い流され街へと戻ります

 

東南アジアはこの時期観光シーズン真っ盛りということで、メインストリートは特産品と観光客がたくさん
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2ドルでビュッフェが食べれたり、屋台の焼き物も溢れんばかりの量

メコン川沿いにはオシャレなレストランも並び老若男女賑やかな雰囲気を楽しんでいます

 

シオンが朝市でコウモリの丸焼きを見たと言うので探し回ります
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コウモリの丸焼きは見つかりませんでしたが代わりに
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ハブ酒サソリ酒と怪しげな露店を発見

試飲させてもらいました

 

うん。漢方みたいな味。

 

歩き疲れた所で3人でディナー
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シオンは1つ年下の韓国ウルサンに住む大学生

同じく去年1年休学してアメリカ大陸を旅したそうです

福岡に留学に来ていたことがあるので日本語が上手

 

ゆういちさんは旅好き美容師で35歳

ぜんっぜんっぜん見えません! 

オシャレだからか?やはり旅する大人はエネルギッシュなのか?いやどっちもか

喋ってみると静かな語り口に「あぁ大人だ」とすぐ分かります

 

シオンが世界一好きなフルーツ ''マンゴースティン''

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外の果皮からは想像出来ないようなプリプリのジューシーな実が出てきます

味はキウイに近いかな?

 

これがラオス名物串屋台
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おすすめはです

割り箸に挟まれて炭火で丸焼きにされた魚のうまいことうまいこと

ビール片手にずっと歩き回っていられそうです

 

夜は2人の泊まっている日本人宿にお邪魔してテラスでおしゃべり

 

東南アジアを回る大学生達にも出会い、旅の話で盛り上がります

 

まさかタイでもインドでもなく、ラオスでこんなにたくさんの日本語を聞くとは

とにかく日本人だらけでした

 

なるほど、僕が日本人に合わなかった理由は貧乏だからだ。と気がつきました

 

日本人って値段よりもレビューを大切にするんだと思います

1000円でクチコミ評価8.8の宿

800円でクチコミ評価5.5の宿

皆さんはどちらがいいですか?

 

僕は迷うことなく800円の宿です

宿なんて気に入らなければ街を歩き回って睡眠時間だけベッドを使えばいいわけで、蚊が多いのも水周りが汚いのもスタッフの態度が悪いのも200円の差には勝てません 

なぜならその200円でランチビールが飲めるから!

 

まぁ、環境変化に慣れすぎて基準がおかしくなってきてることは承知です

 

2日目はそんな彼らと街歩き

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みんな年下ながらも色んな経験をしていてこっちが驚くことばかり

逆に僕が語れるのはユーラシアのマイナー国についてなんですが、こればっかりは見てもらわないと伝わらない!

 

僕の言葉ではむしろ彼らに変な印象を与えてしまうんじゃないかと思うと良い言葉が出てきません

 

パキスタンは人が優しいよ!爆発おきたけど、、、

インドは綺麗なところもあるんだよ!汚い駅で野宿したけど、、、

エジプトは安くて最高だよ!ぼったくりだらけだけど、、、

 

こんな説得力ない話もないですが、実際は良いところと悪い所なんてどこの国にもあるんですよ

 

そんなぐだぐだの旅行話に付き合ってくれた3人とメコン川沿いに腰掛けてランチをとりルアンプラバーン観光を終えます

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2月から大学生が春休みに入るということで今後は日本人に会う機会も増えるのかな?

春休みに東南アジア旅行に行くよと言う方ぜひ声をかけてくださいね